エル・ティー・エスってこんな会社!
エル・ティー・エス(以下、LTS)は、創業22周年を迎えました。2017年のマザーズ上場から現在まで4回のM&Aを経て、従業員数1000名を超えるプライム上場企業です。DXに意欲のある先進的な企業の成長をサポートするため、企業変革を支援するプロフェッショナルサービス事業を展開。また、IT業界の変革を推進するプラットフォーム事業を拡充中です。
2022年10月に移転した本社オフィス(上の写真)は、グループ会社を含む社員同士の連携を深める環境と働き方の実現の場です。「土台がしっかりしているから、チャレンジできる!」と、自発的・意欲的になれる文化があるのがLTS。
チーム、お客さま、さらには広く社会への価値提供と貢献を目指したい。かかわる人を幸せにしたい。それには、心と体の健康、仲間や家族との良好なつながりこそが大切だと健康経営に取り組んでいます。
「楽しそう」と周囲から言われるのがLTS「自由で活き活きとした人間社会の実現」が、私たちのミッションです
コンサルティング会社であるLTSにとって、唯一最大の資産は「人」。社員が活き活きと過ごせる環境づくりを重視しています。実際に足を運んでみると、活き活きと働く社員の姿が。その理由を聞きました。
誰かと会話するたびに発見や学びがあるため、リモート中心のプロジェクトであってもオフィスに来ます。出社しなきゃいけないからするのではなく、来たくなる会社。それがLTSです。
IT業界のビジネスプロデュースに携わっています。役割に気負うことなく、人と人をつなぐための話し方や伝え方が大切。LTSは人間味豊かな人が多く、学びの機会がたくさんあります。
AWSをメインとしたクラウドインフラの設計・構築に携わっています。LTSは人当たりがよい社員ばかりで働きやすく、学びに対しても貪欲な人が多いため切磋琢磨できる環境だと思います。
中途採用で入社しました。LTSでは採用した人に「よい環境」で働いてもらうために試行錯誤の日々です。採用の仕事で何ができるかを考え、常に新しいことにトライ。挑戦を大事にしています。
LTSの文化を紹介。心身の健康の土台になっています!
皆が個人のキャリアを応援
私自身、コンサルタントとして入社後にキャリアチェンジ。やりたいことが生まれたらチャレンジしようという気運が社内にあるうえ、チャレンジを皆が応援してくれます。
自由の前提は個の「自立・自律」
一人ひとりが自立・自律しているからこそ、自由や「個」を尊重した環境の実現ができます。「よい会社に入った」ではなく、「みんなでよい会社をつくる意識」を共有しています。
制度がない。じゃあつくろうか
誰かの「やりたい」に柔軟に対応し、どうしたら「できる」のかを皆で考えます。制度がなければ「じゃあつくろうか」となることも。意欲が実現できる環境へと常に進化中です。
退職者は「卒業生」。一度かかわったら仲間
退職時は「卒業生」として送り出します。活躍の場を広げLTSの共創者となる卒業生や、成長して戻ってきて、再び活躍する方もいます。誰もが誰かの「よつば」であり仲間です。
組織人財開発部 舩木 いくみさん
社員の心の充実を図るLTS流キャリアダイバーシティ!個々の想い、価値観を受け止め、認める 個々のキャリア実現を全力支援
「LTSでの出会いと経験を活かす舞台は社会や世界。一人ひとりのよりよい人生に会社も貢献したい」(前出の舩木さん)。そんな想いを持つLTSでは、個々のキャリアを応援しています。幸福度が上がる働き方をどう見つけるか、3名が選んだ道を紹介します。
一人ひとりの心やキャリア充実が組織を強くします
たとえば、社内メンバーの可能性を発揮できる舞台がLTSの外にあるなら、時間と機会をつくり応援する。メンバーは会社を背負うのではなく、自分に自信を持ち、仕事に誇りを感じる生き方をしてほしい。LTSはそうした考えのもと、キャリア支援を行っています。
一般的にコンサルタントという職種は、個々の自己研鑽で我が道を切り拓く傾向が強いですが、LTSでは、“我が道”だけでは成立し得ない、仲間を応援・支援し合える環境を整えています。キャリアは社員自らが描き、それを形にしていけるフィールドを会社はつくる。“つながる”ことで組織も強くなり、社会もよくなるという視点を大事にしています。
キャリアの特徴 ライフステージに合わせて活躍場所を変更
家庭と両立しながらキャリアアップが叶いました!
新卒で入社し、9年目です。コンサルタントとして、顧客向けプロジェクトに従事し、4年目に産休・育休のため2年間休職しました。復職後は、育児と仕事を両立しやすい環境として、社内向けのコンサルタントを選択。そして、社内での経験を糧に、2023年から顧客向けプロジェクトに復帰しました。復職直後も現在も、私の職種はコンサルタント。
一時的に働く場所を「社内」に変えたことで、より自分が望む形で家庭と仕事を両立しながら、コンサルタントとしての経験も重ねることができました。
〜キャリアの歩み〜
2015年:入社 3年間は総合商社などでITシステム導入のプロジェクトに従事。
▼
2018年:産休・育休で休職
▼
2020年:復職 育児と仕事の両立を考え、社内向けコンサルタントとして活動。
▼
2024年:顧客向けプロジェクトの部門へ異動
キャリアの特徴 民間人材として鹿児島県の市役所に勤務
長瀨さん
挑戦は手挙げ制! それがLTSの文化です
社内公募があり、職員として内側から組織・業務改革に従事できる点に興味を持ち、鹿児島県の市の職員として働くプロジェクトに手を挙げました。
業務は多岐にわたります。市役所内の業務改善や職員が利用するシステムの見直しに加えて、職員が自ら業務改善を行えるよう、教育・研修にもかかわっています。
松本さん
入社何年目でも自分の殻を破るチャレンジができます
入社3年目から本格的にコロナ禍に突入し長く続いた在宅期間、改めて自分の将来を考えました。30代は地域に根差した暮らし・仕事に挑戦したいと思っていたころ、鹿児島の話をいただき、手を挙げました。これまでの都市部の民間企業での経験は私の強みとなり、日々の自治体支援業務にも活かされています。
キャリアの特徴 ボランティアのために休職してガーナへ!
会社に新しい休職制度をつくってもらい夢とキャリアを実現!
入社5年目、私が海外ボランティアに挑戦しようと動き出した当時、社内で自己研鑽を理由に休職した例は最長でも半年でした。JICA海外協力隊の任期は2年間。休職はムリだろうと、退職を考えていましたが、当時の上司が応援してくださり、さらに人事部長に話すと、「とても素敵な挑戦じゃないですか」と。会社としても制度見直しを検討していた時期だったこともあり、休職扱いで参加できることになりました。
ガーナに滞在中は、社内広報用サイトで「ガーナ滞在記」を発信することに。世界の社会課題を目の当たりにし、人間としての幅を広げられた貴重な2年間でした。
今回のチャレンジを相談しようと思えたのは、上司をはじめ、周囲への安心感があったから。本音を言葉にして話せる環境だからこそ実現できたことです。
仕事の可能性が広がる、心身が健康になるLTSの環境改革 “人”を感じながら働けるのに緊張しない。 居心地のいいオフィス
組織の成長に合わせ、2022年に東京・赤坂センタービルディングに本社を移転。「社員の可能性を解き放つ」ため、働く社員の声や想いを乗せた新オフィスが誕生しました。この先の「働きやすさ」「働きがい」を支える、オフィスを紹介します。
新しい共創が生まれる フリーアドレスのオープンなワンフロア!
全席フリーアドレス。社長も社長室を持たず、気づくと隣に座っていることも。異なる専門を持つ者同士が、仲間として刺激し合い、気軽に質問でき、視野を広げることができます。長時間座ることになる椅子は、仕事に集中して前傾姿勢が続いても腰をサポートできる人間工学に基づいたものに。
四角ではなくドーナツ状の多様な人がつながれるレイアウト
オフィス設計でこだわったPointはココです!
オフィス移転プロジェクト 推進担当 日野浦 弘樹さん
オフィスの移転計画は、コロナ禍に始まり2年間をかけました。ワンフロアにした新オフィスの最大のこだわりは、四角ではないドーナツ状。多様な人がつながれるレイアウトです。会社とは「働く場所」であることはもちろんですが、リモートワークも活用する中、「来たくなる場所」であり、皆が集まるHOMEとして、安心して過ごせる場の実現を目指しました。
照明を落とした集中できるスペースも
人とコミュニケーションをとれる環境は大切ですが、一人で仕事に没頭したいときもありますよね。そこで、照明を落としてインテリアをシックにまとめ、集中力を高められるエリアをつくりました。特注テーブルの中央にある木の根元には鎮静効果のある香りチップも。多彩な空間が、心にゆとりを生むと考えています。
仕事モードとは少し違う感覚で働けるリラックスできるエリアも
「Tenderness」と名付けたエリア。ここではリラックスしたムードでの対話や仕事ができるよう、丸みをおびたデザインで統一し、よい香りのアロマで空間を演出しました。各人の個性、仕事のフェーズ、チームでの作業など、さまざまな状況や気分に応じて働く場所が選べます。
オフィスを囲む開放的な窓の外には赤坂御所や富士山も!
来社されるお客さまの待ち合いスペースからは、オフィス内で一番素敵な景色が臨めます。眼下には四季を感じる赤坂御所が広がり、遠くには富士山が見える日も。来社時にはお客さまも緊張するものです。まずはここで心をひもといていただくことで打ち合わせもポジティブで有意義なものとなればいいなと思っています。
働き方が異なるメンバーの距離が近づく出入口&大きな回廊
たとえば、出社したときや外出先から戻ったときに、空気が張り詰めた職場だと、入りたくなくなりますよね。心地よく空間に馴染めるように、オフィスの出入口近くに、会話が自然と生まれるハイテーブルを配置しました。さらに、人が行き交う動線が1か所に集まるように、大きな回廊をつくりました。LTSで成長していくメンバー誰にとっても、居心地よく、人を感じながらも緊張しない環境を整えています。LTSのこれからの10年を見据え、自己実現と共創の両面が充実するフィールドの実現を目指します。
社長インタビュー 健康経営にチャレンジした理由とは?豊かな感性や情緒は貴重な資源だから「自由で活き活き」を実現できる会社に
人とのつながりを大事にする一方で自立・自律を尊重しているのが、LTSの健康経営の特徴だということが、社員の皆さんのお話からわかってきました。社長の樺島弘明さんにも、LTSの健康経営の「色」について聞いてみたいと思います。
一緒に働く仲間だから私が悩む姿も社員に見せます
代表取締役社長 樺島 弘明さん
パワーを生み出すコンサルタントを目指して
コンサルタントの道を歩んできた中で反省したことがありました。コンサルの仕事は頭脳労働が主なので、どうしても論理的な指摘をお客さまにしがちです。明確な課題の提示にお客さまは、納得はされても「よし、やるぞ!」というパワーは出にくい。「この人となら!」と思っていただくには、論理だけでなく感性も情緒も豊かな人でないといけない。これは私個人だけではなく、会社でも同じです。
だからLTSでは、仕事に対して「自由で活き活き」を大事にしています。「自由」とは好き勝手ということではなく、自らを自立・自律させながらやりたい仕事に取り組めることです。「活き活き」は、仕事も私生活も含め人生の充実を得ることです。LTSはその実現の場。実現できているからこそ、「LTSは楽しそう」と言われるのだと自負しています。
LTSでの経験を一生ものの価値に
LTSでは、こうした土台のもと、さまざまな健康経営の施策を行っています。
誰にとっても、エネルギーに満ちあふれる瞬間は、やりたいことを任されたときです。機会をつくる。手を挙げた人を皆で支える。それは応援だけではなく、道筋を整えることも含みます。相談しやすい関係、アドバイスが得られる関係。社員が相互に協力関係を持てる制度と環境。何より社風・文化が必要です。その考えを共有でき、自らキャリアを描きながら成長していける人財を、LTSでは求めています。
ベテランも若手も誰にとってもLTSが「自由で活き活き」を実現できる場にしたいと常に話し合い、仕事で実践し進化を続けています。実はその中には、「卒業生」の元社員もいます。今いる社員の幸福を念頭に置くのは当然。でも、すでに辞めた人にとっても、LTSで得た人生経験、そこで確信した価値は一生ものです。この価値をすべての仲間と一緒に社会へ届けたい。LTSの健康経営には、その想いが込められています。
キャリア充実! 仲間と関係良好! 会社の居心地がいい!だけじゃない!エネルギーが湧く健康施策4選
ここからは具体的な健康施策をみていきます。LTSの施策は、社員の活き活きにつながるものが多いのが特徴。誰もが思わず笑顔になる、「健康経営」と「LTSらしさ」が共鳴したユニークな取り組みに注目です。
活き活きが増える取り組みとは?
①7万2,000円。健康に関するものに、好きに使っていいですよ
全社員に決まったものが支給されるのではなく、年間3万6,000円分を好きなものに利用できるカフェテリアプラン。目的が「健康」「育児」「介護」の場合は、倍額の年間7万2,000円が利用上限となります。社員の家族も視野に入れているのがLTSの健康経営。特に子どもを意識した施策が多く、「社会の次世代を支えたい」という想いを持っています。
②サークル活動で公私の垣根をなくしましょうよ
社内のサークル活動が盛んです。テニスやゴルフなどは運動系サークルなので、自然と身体を動かす機会になります。ほかにも、オフィス眼下の赤坂御所など、周辺にはビュースポットが多いためカメラ部の活動などが活発です。ボードゲームをする部もあります。仕事では交わることのないメンバー同士のコミュニケーションの場にもなっています。
③休暇をとって。特に役職者が率先してとって
お客さまの課題解決に取り組むコンサルタントは、心身のリフレッシュをして、よりよいパフォーマンスにつなげることが大切です。そこで、休暇取得推奨日を設けるなどして休みやすい社内気運をつくっています。特に役職を持つ立場の社員に、積極的に休むよう働きかけ、ほかの社員にも休暇の意識が連鎖するような環境となるよう配慮しています。
④メンターが必要な人も、メンターになってくれる人も手を挙げて
メンター制度がユニークです。メンターを必要とする人、メンターをやりたい人のマッチングシステムになっています。エントリーサイトにメンター希望者がプロフィールを登録。部署などは関係なく、そこからメンティが指名する形で、双方とも堅苦しくなくスタートできます。LTSならではの、「話しやすい」「相談しやすい」を体現した施策です。