ラクスパートナーズってこんな会社!
ラクスパートナーズは、2018年に株式会社ラクスのIT人材事業を分社化して設立しました。未経験の若手人材を正社員で採用し、研修を通じてITエンジニアとして育成した後、契約先企業に常駐型で派遣しています。現在は約1,000人のITエンジニアが在籍し、IT業界のエンジニア不足解消に貢献しています。
当社の強みは、しっかりとした育成体制です。新入社員が受講する超実践型の研修は、習得するのに実務で約2年かかる内容を3か月に凝縮。5職種に分かれて専門的なスキルを身につけます。また、未経験で現場に入るエンジニア全員にキャリアサポート担当をつけるなど、さまざまなサポート体制を整えており、エンジニアの挑戦を応援しています。
キーマンインタビュー
未経験者を即戦力に
ITエンジニアを1万人創出する
取締役
人材開発部 部長
森 大介さん
日本にはITエンジニアが
まったく足りていない
企業のニーズを考えると、ITエンジニアの人材不足は非常に深刻な課題です。雇用の流動性が高く、優秀な人材を安定的に確保するのは簡単ではありません。そうなると企業としてはエンジニアを「育成する」以外に選択肢がありません。しかし、ITエンジニアには高度な専門知識と技術スキルが求められます。たとえエンジニアになれたとしても、現場での実務経験を通じて少しずつスキルを高めていく職種であるため、即戦力に育てるのは容易ではありません。
加えて、現場では、技術トレンドの変化に対応しながらプロジェクトを進めており、同時に体系的な人材教育を行うのは非常にハードルが高いのが現状です。多くの企業では育成環境が整っていないという課題を抱えています。
当社は、20年近くにわたりITエンジニアの派遣事業を展開してきましたが、もともとはITスクール事業からスタートした企業です。現在は、国内有数のSaaS企業である「ラクス」を親会社に持ち、財務基盤も非常に安定しています。この安定した基盤を活かしながら、長年培ってきたエンジニア育成のノウハウを活用し、未経験者への投資をおこなっています。そして、一人ひとりをプロフェッショナルな技術者として育成しているのが、私たちの強みです。
「3か月の超実践型研修」で
未経験者を即戦力に育てる
未経験者を本当にITエンジニアとして育成するのであれば、実際のITプロジェクトの現場でしっかりと貢献できるレベルまでスキルを引き上げることが不可欠です。当社では、入社後に受講していただく「3か月の超実践型研修」を通じて、即戦力となるエンジニアを育成しています。
この研修は非常にハードですが、必要な知識と技術を身につけるための充実したカリキュラムです。研修を経て一定のスキルレベルに達したエンジニアのみを現場に派遣しているため、クライアント企業からは「未経験でもここまでできるのか」と驚かれることも多くあります。
実際に、入社後2〜3年で年収を大きく伸ばしている社員も少なくありません。未経験からでも、しっかりとした研修とサポート体制があれば、市場価値の高いエンジニアへと成長することができるのです。
プロのエンジニアとして
キャリア形成できる環境が必要
エンジニアとしてデビューした後も、現場での経験を重ねながらスキルを磨き、継続的に成長していくことがとても重要です。そのためには、少しずつレベルの高い案件に挑戦することが求められます。
当社では、「売り上げさえ立てばどこにでも派遣する」といった人材配置はおこなっていません。重視しているのは、エンジニアの成長につながる案件とのマッチングです。たとえば、下流工程から上流工程へとステップアップできるよう、経験の積み方にも配慮した配属を心がけています。
また、当社では約1,000名のエンジニア一人ひとりに対し、キャリアサポート(CS)担当が専任でついています。営業部門が獲得してきた案件を、エンジニア自身が目指すキャリア像と結びつけるために、CS担当が間に立って調整・支援をおこないます。こうした体制により、エンジニアが将来のキャリアを描きながら、着実にスキルアップしていける環境を整えています。
「ITの力でお客様の仕事を“楽”にすること」――これは、当社が掲げるエンジニアとしてのビジョンです。しかし、お客様に本当に貢献できるエンジニアになることは決して簡単ではありません。もし「研修が手厚いから育ててもらえるはず」といった“受け身”の意識で入社すれば、研修についていけず、現場でも壁にぶつかって挫折してしまうかもしれません。それでも、「プロフェッショナルになりたい」という強い意志を持ち、自らのキャリアを切り拓いていきたいと考えている方にとって、挑戦を支える研修制度、キャリアサポート体制、そして豊富な成長機会がそろった当社は最適な環境となるはずです。
かつて、私自身も当社の一エンジニアとしてキャリアをスタートしました。そんな私が、いま人材開発部の責任者という立場にいること自体が、当社がエンジニア一人ひとりを大切にし、そのキャリア形成を本気で支援していることの何よりの証しなのかもしれません。
ラクスパートナーズの4つの強み
エンジニアの成長をサポートする
制度とカルチャー
ITエンジニアの挑戦を応援するラクスパートナーズ。
キャリア形成やスキルアップを支援する制度が充実し、社員同士の交流を深める取り組みも活発におこなわれています。
総務人事部
三原さん
◉スキルアップ、キャリアアップ支援
社員の挑戦を支える充実の制度
未経験から「エンジニアになろう」と決意して入社し、前向きに、貪欲に学び続ける人がたくさんいます。会社はその挑戦を全力でサポートしています。
たとえば、「ブラザー&シスター制度」では、先輩エンジニアがメンターとなり、入社後の後輩と1対1で面談を行います。業務やキャリアの悩みを気軽に相談でき、仕事の不安解消につながります。
別の職種や社内のスタッフ部門を目指したい時には、「キャリアチェンジ制度」で、その意欲を応援します。「ジョブチャレンジ制度」として育成業務を最大3か月間経験したうえで、育成担当を目指すかどうか選択することもできます。
また、常駐先でラクスパートナーズのエンジニアをまとめるリーダーには、手当を支給する制度があり、ほかにも、会社が必要費用を負担する「書籍購入制度」や「資格取得支援制度」など、さまざまな角度から社員のスキルアップ・キャリアアップを支援しています。
◉サークル活動、総会
仲間とのつながりが、働く力に
エンジニアは異なる現場で働くことが多く、社員同士の交流が希薄になりがちです。サークル活動は気軽なつながりの場として活用されており、先輩に相談できたり、内勤スタッフとの距離が縮まったりと、働きやすい環境づくりに役立っています。
また年に一度の総会では、全社員が集まり、会社の方針共有や表彰、交流を通じて一体感を深めています。
スポーツ系から、文化系、アウトドア系、スキルアップ系まで、17のサークルが活動中!
全社員が集まる総会も大切な交流の場です
あなたは何タイプ?
エンジニア適性診断
ラクスパートナーズのエンジニアは、5職種に分かれています。それぞれの職種の業務内容や向いている人材、活躍している人材の特徴について、同社採用部でエンジニアの採用を担当する森田さんに聞きました。
採用部
エンジニア採用チーム
森田さん
厳しい分だけ力がつく
「超実践型の3か月研修」の全貌
ラクスパートナーズの新入社員は「超実践型の3か月研修」を通して、エンジニアとしての知識と技術をしっかり教え込まれます。
これまで多くのITエンジニアを業界に送り出してきた研修の全貌と、カリキュラムのこだわりについて、人材開発部の西上原さんに語っていただきました。
人材開発部
育成課 課長
西上原さん
カリキュラムはアウトプット重視
「超実践型の3か月研修」は、基礎と応用の大きく2つのフェーズに分かれています。入社数日間は「基礎技術共通カリキュラム」を合同で受講します。その後、職種別の専門領域に分かれて、1か月目は「職種別の基礎スキル」、2か月目は「職種別応用スキル」、3か月目は「実践・チーム開発」を学びます。
研修は座学と演習をバランスよく取り入れています。職種によっては毎日課される演習の数は230に上ります。簡単なものは5分で終わりますが、考えるのに1~2時間かかるものも。課題は締め切りが設けられており、進捗報告も重要となってきます。
定期的に理解度テストもおこないます。専門領域によって頻度は異なりますが、最も多い職種では、テストが集中する1か月目から2か月目中旬まではほぼ毎日です。合格点は設けていませんが、講義のスピードがかなり速いため、相当な努力が求められます。
最後のカリキュラム全体のスキルチェックも含めて、アウトプット重視で演習に時間を割いているのは、学習の定着率が座学に比べて高いからです。演習を通して、研修生同士の交流やディスカッションが生まれるのも狙いです。互いに教え合うことが学習効率をさらにアップさせます。
2年かかるところを3か月に凝縮
カリキュラムは、実務で約2年かかる内容を3か月に凝縮したようなもので、研修生からは「ここまで大変だと思わなかった」という声も上がります。しかし、これくらい大変な経験をしないと、プロのエンジニアとしてキャリアを築いていくことはできません。
かなり厳しい研修なので、サポート体制も重要です。演習ごとに、理解度チェックをおこなって、学習の進捗が遅れている研修生に対しては、講師が必ずフォローします。講師も全員エンジニアで、お客様の現場も経験しています。「すごく丁寧に対応してくれる」と研修生に信頼される講師陣が、この厳しい研修を支えています。
社員の“本気”を全力サポート
当社ではエンジニアビジョンとして「お客様が困っているすべてのIT課題を解決する」と掲げています。研修生には、このビジョンに共感する人に来てほしいと思っています。それはつまり、ビジネスの現場に貢献する“プロ”のエンジニアになりたい人です。実際の現場では、お客様の課題解決を目指して最適なアウトプットを提示していく必要があります。自由な働き方に憧れたり、自分の技術を追い求めたりするだけでは務まりません。
また、プロのエンジニアには、お客様の課題を深く理解するために、高いコミュニケーション能力が求められます。そのため、研修はすべて対面で行い、対人スキルの大切さも伝えています。報連相をしっかりする、挨拶をする、遅刻をしないなど、社会人として当たり前のことも重要です。「ヒューマンスキル」とも言えますね。これらのことができてこそ、プロのエンジニアとして信頼され、活躍することができるのです。本気でプロになりたい人を私たちも全力で応援します。
◉研修カリキュラム
最後まで走り切れるように、育成チームのメンバーがフォロー。
プロを目指すあなたの思いに応えます。
入社から数日間
基礎技術習得
●Linux
●SQL
●Git
●ITリテラシー
1〜2か月目
職種別専門スキル
●アプリ開発
Java
JavaScript
Spring Boot
React,Next.js
●インフラ
サーバ構築
ネットワーク構築
クラウド技術
IaC
●機械学習
統計
AIモデル構築
データ分析
クラウド環境構築
●品質保証
テスト設計
バグ管理
自動化テスト
3か月目
実践・チーム開発
●Webシステム開発
●システム移行
●機械学習プロジェクト
●障害対応
●監視システム構築
●テスト演習
NEW OPEN
ラーニングセンターへようこそ
2025年2月、新宿高島屋の目の前にオープンしたばかりの新ラーニングセンター。
こだわりの詰まったエンジニア育成拠点をご紹介します。
人材開発部
キャリアサポート課
安原さん
◉交流エリア
入口すぐの目に留まる場所にあり、ラーニングセンターの顔になる場所です。
木目調の素材や緑にあふれた温かみのある空間に仕上がっていて、中央にはスタイリッシュなカウンターが。街中のカフェのように居心地がよく、自己学習のスペースとして利用できるほか、休憩時間や業務時間後には社員同士の交流が生まれています。
デジタルサイネージを設置し、社内イベントや社内表彰など、社員へのお知らせを掲載しています
◉セミナールーム
これまでの場所は、教室が狭いのが難点でした。そこで、新ラーニングセンターのセミナールームは、1人当たりのスペースを広めにとりつつ、最大50名まで収容できるようにしました。
部屋は可動式の壁で30名と20名に仕切れるようになっていて、研修の内容や人数に応じて使い分けが可能です。
荷物置き場は小学校の教室にあるようなオープンラックに。遊び心のある内装に仕上げています
◉集中スペース
人材開発部
キャリアサポート課
田代さん
打ち合わせをしたり、一緒に学習したり、あちこちで会話は弾んでいます。しかし、以前のアンケートで「集中したいのに周囲が気になる」という声も寄せられていたため、今回の移転に伴い、1人で集中したい人向けの集中スペースを設けました。植栽や格子型の仕切りで周囲からの視線を遮ることもできます。
座り心地のいい椅子を選定して、長時間の開発作業や読書に没頭できるようにしました
◉啓蒙・憩いエリア
人材開発部
キャリアサポート課
若林さん
啓蒙・憩いエリアは、さまざまなイベントや企画などの用途に応じて使える多目的な空間になっています。
一風変わった台形のテーブルを採用していて、短辺と長辺を組み合わせることで、講義向け、グループワーク向けなど、目的に合わせて柔軟にスタイルを変えることができます。
「ビアバッシュ」と呼ばれる、軽食やドリンクを囲みながら、社員同士が気軽に交流できる勉強会を開くことも
社員Voice
私のキャリアと
ここで働く意味
ラクスパートナーズには、さまざまなキャリアの社員がいます。なぜ未経験からエンジニアを目指したのか。エンジニアから違う職種にキャリアチェンジしたきっかけは? いきいきと自分のキャリアを描く社員の方々にお話を伺いました。
知識や技術の積み重ねで業務の幅を広げ成長を実感。
挑戦の連続でやりがいのある仕事です!
機械学習エンジニア
忠さん
【先輩からひと言】
受け身にならず、積極的に学ぶ姿勢を持った人が活躍できる仕事です。そしてここには学ぶ機会、環境があります。
建築会社で営業を経験した後、当社で機械学習エンジニアに転職しました。現在はAIを活用したサービス開発に従事しています。入社後の3か月研修では、AI・クラウド技術の基礎や開発手法を学び、業務を進めるうえでの土台を身につけることができました。特にAI分野で必要な数学的知識は現在の業務にも活かされています。一方で、実際のプロジェクトでは新たに学ぶべきことも多く、継続的な学習が欠かせないと実感しています。
エンジニアは知識や技術を積み重ねることで成長し、できることが増えていくのが魅力です。自分がかかわったサービスが世の中に出て、誰かの役に立った時に、大きな達成感を得られます。今後もより高いキャリアを目指し、自分の理想とするエンジニアになれるよう精進します。
未経験でITエンジニアの道へ。
初めてのリリースはとてもワクワクしたのを覚えています!
バックエンドエンジニア
原さん
【先輩からひと言】
技術は経験を積むことで身につけられます。コミュニケーション力とやる気があれば、未経験からでも大丈夫です。
メーカーで事務職をしていた際、プログラミングを活用し、業務効率化や業務フローのシステム化を自ら提案し、課題を解決しながらかたちにしていく楽しさを感じました。知人の紹介で当社を知り、未経験でも挑戦できる手厚い教育制度と、自己成長につながる質の高い案件に携わることができる環境に魅力を感じ転職を決めました。現在はバックエンドエンジニアとして、要件定義から基本設計、実装、テストまで一連の工程を担当しています。
自分が開発に携わったシステムが、初めてリリースされた時のワクワク感は今でも覚えています。世の中の役に立っていることを少し誇らしくも感じます。フィードバックを受けたり、自分で使ってみたりしながら、「次はこんなふうに改善できるかも」と考える時間も楽しいです。
「3か月研修」での学びはいまも自分を助けてくれます。
共に学んだ同期との絆も深まります。
インフラエンジニア
➡マーケティング部
間瀬さん
【先輩からひと言】
地味な作業の積み重ねが成果として表れる業界です。近道をせず、着実に努力できる人が向いていると思います。
前職もIT関係の仕事でしたが、もっと直接的に人の役に立ちたいと思い、転職へ。当社に決めたのは「研修でしっかり力をつけてから現場に出す」というポリシーが伝わってきて、誠実な会社だと感じたからです。インフラエンジニアとして3年半現場を経験し、現在はマーケティング部へ異動し、デジタルマーケティングを担当しています。
入社後の3か月研修は予想以上に厳しいものでしたが、仲間と教え合うことで、コミュニケーション能力が鍛えられました。「提案の際は2~3案を、費用感や持続性を併せて自分の意見と共に出す」と教わりましたが、これはエンジニアの仕事でもマーケティングの仕事でも、活きています。研修はもう4年前のことになりますが、同期とはいまでも月に1度ご飯を食べたり、遊んだりしています。
エンジニアに寄り添い、キャリアをサポート。
「相談してよかった」の言葉がやりがいです。
インフラエンジニア
➡人材開発部
喜屋武さん
【先輩からひと言】
業務中外にかかわらず情報を取り入れて、自分をアップデートし、変化に対応し続けられる人が活躍しています。
2019年に入社し、バックエンドエンジニアからインフラエンジニアへ、その後、人材開発部にキャリアチェンジしました。異動を決めたのは、エンジニアだった時に面談したキャリアサポート担当者の影響です。キャリアに迷っていた時に親身に相談に乗っていただき、私もそんなふうにエンジニアをサポートしたいと思うようになりました。
アサイン先での仕事の進め方やキャリアアップなど、エンジニアからの相談内容はさまざまですが、共通して、エンジニアに寄り添った細やかなヒアリングと、営業や現場の上長を巻き込んだ柔軟な対応が重要です。私自身の経験やほかのエンジニアの事例を踏まえ、さまざまな選択肢を示すようにしています。「喜屋武さんに相談してよかったです!」と言ってもらえた時はうれしいですね。