2026.04.09

dentsu Japan(国内電通グループ) 「多様な個の掛け算」からイノベーションを生み出し続けるために

dentsu Japanでは、DEIの取り組みをグループ全体で推進するための専門チーム「DEIオフィス」を軸に、全員が一丸となって取り組んでいます。DEIに取り組む意義はどこにあるのか。2人のキーパーソンにお聞きします。

dentsu Japan
チーフ・ブランディング/カルチャー・オフィサー
吉羽 優子さん

dentsu Japan
チーフ・ダイバーシティ・オフィサー 兼
 ヘッド・オブ・サステナビリティ
口羽 敦子さん

吉羽 電通グループ(dentsu)のパーパスは「an invitation to the never before.」。
「never before」には、まだ見ぬアイデアを生み出し続けることで、顧客へ、そして社会へ持続的に貢献していこうという意味が込められています。そのために必要なのが、「多様な個の掛け算」。一人ひとりが能力を最大限に発揮し、その専門性を掛け合わせることで新しい価値や可能性を生んでいく。その掛け算が、至るところで自走していく組織でありたいと思っています。

口羽 つまり、DEIは私たちの競争力の源泉ということです。dentsuでは、人財こそが最大の資産なので、「全員活躍」を合言葉に推進しています。dentsuの人財の強みは、アイデアとそれを実現したい!というパッションが一人ひとりに内在していること。この強みを最大限生かしながらdentsuらしいDEIを推進しています。

吉羽 dentsuのカルチャーとして、誰かから言われてやるのではなく、従業員の「こんなことをやってみたい! 」という思いからさまざまなアクションが生まれ、実現されていくという企業風土があります。DEI推進でも、この従業員からのボトムアップのパワーを大切にしています。

口羽 まさに、グループ各社の従業員が、自身が所属する組織のDEI課題を発見し、周りを巻き込みながら、自らアクションしていますよね。それが自走しているのがdentsuらしくて、年間200くらいのアクションが現場で生まれ実践されています。

吉羽 結局、カルチャーは一人ひとりの行動の蓄積なので、トップダウンだけではスピードが遅いんですよね。従業員一人ひとりの志に根差したボトムアップがインクルーシブな企業風土醸成には欠かせないと感じています。

口羽 そうですね。DEIの本質は、目の前にいる人との違いを知り、認め、生かしあうことだと思います。誰でも、これまでの人生で培ってきた強みが必ずあります。dentsu Japanで働く仲間にも、これから入ってくる方々にも、自分の強みを認識し、それをお互いに生かし合ってほしいと思います。

吉羽 私は周りの人に対する好奇心が大事だと感じます。誰でも強みや魅力を持っていますが、その相手に対して興味がなければ見出すことができません。「この人って私と全然違うけど、面白いな」とみんなが思えると、きっと社会が良くなるんだろうなと思います。

口羽 先日、全社に送ったメールの中に「貪欲に求め合おう」というメッセージを入れたんです。例えば、自分の身近にいないマイノリティの人たちに対して、自分とは遠いと思いがちです。でも、自分と遠いと思う人ほど、自分には見えていない視点がある。それを貪欲に求め合うことで、想像を超えるアイデアが生まれると思っています。根底にあるのは、「あなた」に対する好奇心ですね。

吉羽 その方が面白いよなって思うんですよね。せっかくいろいろな人と出会って、いろいろなことをできるんですから。


国内電通グループの約140社、23,000人で構成されるdentsu Japan。近年は、広告・コミュニケーション領域のみならず、システム開発、事業創造、企業変革など、あらゆる領域の課題を統合的に解決し、顧客の「成長」に伴走しています。多様な領域で新しい価値を生み出し続ける源泉は、従業員一人ひとりの多様性にあります。それぞれが自分の「やりたいこと」を明確に持ち、自発的に考え、行動する。互いの違いを尊重し、さまざまな意見を縦横無尽にぶつけ合うことで、思いもよらないアイデアが創造される。DEIの領域でも、社内施策だけでなくビジネスソリューションまで、さまざまなアクションが生まれています。


『こんな会社で働きたい DEI編』
クロスメディアHR総合研究所著/クロスメディア・パブリッシング刊

多様性を受け入れてくれる会社はどこにある?

本書は、企業が個人や組織に存在するさまざまな違いを認め、
年齢や性別、セクシュアリティ、国籍、障がいなどにかかわらず、
多様な働き方を実現する企業にフォーカスした、
「DEI(Diversity Equity and Inclusion)」がテーマです。

ダイバーシティな働き方を実現する先進企業は、
どんなことをやっているのか。

ぜひ、本書で取り上げる企業の事例から、
ヒントを得ていただけたらと思います。

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『こんな会社で働きたい 若手が活躍する働きがいカンパニー編』
クロスメディアHR総合研究所著/クロスメディア・パブリッシング刊

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社会に出る不安と期待を抱える学生へ。
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若手が主役となる新時代のキャリアデザイン・ガイドブック。

先進的な取り組みをされている9社の企業を通して“働きがいのリアル”を立体的に可視化します。

報酬や知名度、ブランドだけでは測れない、挑戦できる機会と安心して失敗できる環境。
仲間とのつながり、社会との接続性、文化の力――。
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