株式会社CRAZY ー 長期休暇制度「GREAT JOURNEY」を再開 ~社員同士の問いから生まれる豊かさとは~

株式会社CRAZY(東京都渋谷区 代表取締役社長 森山 和彦)は、「IWAI OMOTESANDO」を中心にウェディングプロデュースを軸に事業展開する設立11年目の企業だ。創業者の森山社長は、「地球が喜ぶシゴトをする」という一点の純粋さを起点に同社を創業した。

「IWAI OMOTESANDO」を拠点にウェディング事業を展開。“おふたり中心”の披露宴スタイルではなく、共に時間を楽しむ“ゲスト中心”の新しいスタイルで行う結婚式を提供している。大手業界口コミサイトにおいても東京エリア内で1位を獲得するなど、業界を覆す選択肢を作り続けている。

同社は、「私たちは、人々が愛し合うための、機会と勇気を提供し、パートナーシップの分断を解消します」というパーパスを掲げ、結婚式をはじめとしたお祝いの機会を通じて、クライアントの人生やパートナーシップと向き合い、その愛をカタチにしている。

今回、取材をさせていただいた同社のCHO(Chief Happiness Officer)である遠藤氏は、同社の創業メンバー。3人のお子さんを持ち、組織においても母のような存在だ。組織づくりや大きな意思決定をする際には、論理的観点だけではなく自身の感性、感覚も大切にしつつ経営に携わっている。

同社の長期休暇制度である「GREAT JOURNEY」は、元々制度として創業時の2012年からあり、同社社員が人生を豊かに生きるために必要な旅(休暇)を社員自身のペースで取得できる制度である。

「CRAZY創業のきっかけは、代表がアルゼンチンパタゴニアでの旅を通して得た気づきでした。そうした経験から、旅には人生を変えるほどの力があり、それは働いていても人生を豊かにするうえで必要という価値観を私たちは持っています。そこから、『GREAT JOURNEY』が生まれました」と制度の始まりを語る。

リフレッシュ旅行とは異なり、日常業務や肩書から解放され、一人の人間としての感覚を味わうために大きく環境を変えることが推奨されているそうだ。遠藤氏ご自身もその制度を利用し、様々な価値観に触れることで自らと向き合う時間を体験した。しっかり自分自身と向き合うには、相当の時間も必要だと感じたという。

そのため「目的を明確にし、1人で7日以上海外に渡航する」というグランドルールを設けている。期間についてはメンバーと上司で相談しながら設定しており、直近では執行役員1名が、約1カ月間アメリカに滞在していた。

「旅を通して、自然やさまざまな国籍の人と触れ合うこと。それが社員一人ひとりの価値観のアップデートや自己成長の機会に繋がると考えています。その結果、よりお客様の人生にもより深く向き合えるため、『提供者』と『顧客』という関係性を超えたつながりを提供できることがこの制度の最大の価値です。」と遠藤氏は朗らかに話す。

組織づくりにおいては、社員同士が「問い」を立て、対話をすることが企業のカルチャーにあるそうだ。それが日常の中にあることで、社員同士の相互理解や自身の仕事に対してのモチベーションが高まり、自然とパーパスが浸透しているという。

同社は、パーパスを軸に一貫した組織づくり・ブランディングが評価され、株式会社JobRainbowが主催する「D&I AWARD 2021」においてD&I Award賞(スタートアップ企業部門)を受賞している。

その組織から生まれる同社らしさを言葉で表現すると、“純粋さ”であるという。自身の人生に前向きに取り組み、人が好きな人が多い。それが同社におけるサービスの付加価値の向上につながっているのだろう。

同社は今後、事業規模拡大のための店舗展開に力を入れ、さらにさまざまなサービス展開を視野に入れている。そして、「GREAT JOURNEY」を活用しながら、社員一人一人が自分の人生を生き、そして顧客の人生に深く向き合える組織でありたいと、遠藤氏は笑顔で語る。