2024.03.29

株式会社Massive Act| 日本一、メンバードリブンな会社を目指して 〜「メンバードリブン経営」が導く、個人と組織の絶え間ない成長~

デジタル時代の変革パートナーとして、企業の挑戦を力強く後押しする株式会社Massive Act(本社:東京都港区、代表取締役:高萩遼介氏)。同社が掲げる「メンバードリブン経営」は、社員一人ひとりの well-beingの向上が事業の持続的成長につながるという信念のもと、個人と組織の可能性を同時に開花させる独自の経営スタイルである。

その理念を体現するのが、「変革の起点を創る」という力強いミッションだ。DXやデジタルマーケティングの支援を通じて、クライアントの事業変革に伴走する同社には、自らも変わり続ける覚悟と実行力が備わっている。

2023年には設立以来7期連続の増収増益を達成。英国出版社Financial Times社とドイツの統計調査データを提供するStatista社が共同で調査を実施したランキング「アジア太平洋地域における急成長企業ランキング2024」においてAPAC500社中50位、国内急成長企業ランキングでは101社中2位にランクインし、事業の成長も加速している。

メンバードリブン経営にたどり着くまでの道のり、そしてこれからの展望を、代表の高萩氏、社員の佐藤氏、金田氏、阿部氏に聞いた。

【代表インタビュー】

高萩遼介氏

大学卒業後、大手デジタルエージェンシーにてキャリアをスタート。営業チームを率いるマネージャーとして、グループ年間MVPなど数々の記録を達成。その後、外資系コンサルティングファームに転職し、新規事業・デジタルマーケティングプロジェクトのコンサルティングを経験。2017年よりMassive Actを設立。現在もプロジェクトディレクターとして、第一線でクライアント企業の実行支援をしている。

変化ではなく、変革に応える組織

私たちは、デジタルマーケティングとDX支援で、クライアント企業様の事業成長を推進するデジタルコンサルティング企業です。データ統合やCRM、DXプロジェクトの全体マネジメントまでを幅広くご支援しております。

社名の「Massive Act」は「変革の起点を創る」という私たちのミッションと紐づいており、変革の一手をつくるという意味が込められています。ご依頼をいただくクライアント企業様は、事業変革のための大きなミッションを背負っているケースが多くあります。例えば、ある企業が今までのブランドを捨て、新しくECを中心に事業を展開していくというようなケースです。私たちは変革の覚悟を背負うクライアント企業様に真摯に向き合い、伴走しながら、成果の共創を生み出していくことを目指しています。

起業1社目の失敗経験から、組織形成の重要さを痛感

私は常にメンバーファーストで物事を判断しています。この想いの源泉は、かつての起業で味わった失敗体験にあります。事業の急拡大に目を奪われ、社員のケアを疎かにしたことで、チームが瓦解。あの時の教訓から、一つひとつの仕事の奥底には、常に”人”がいることを肝に銘じるようになりました。

1社目での反省を胸に、Massive Actでは社員の自律性を引き出すことを経営の根幹に据える、という大規模な挑戦をしました。

今では創業当時よりも社員数が増え、組織として発展途上にありますが、企業の成長は手段であって、「目的ではない」と断言できます。

あくまで目的は、一人ひとりの可能性を解き放ち、生き生きと働ける環境をつくることです。そこから生まれる自律的な個人の力が結集し、事業の拡大につながっていく。個人と組織は、本来不可分なのです。

メンバードリブン経営でポジティブサイクルを生み出す

社内では、経営陣と社員の活発な対話を重ねながら、風通しの良い組織文化を醸成しています。リモートワークを取り入れた柔軟なワークスタイル、フレックス制の導入、「みなし残業」の撤廃など、一人ひとりが能力を存分に発揮できる環境を整備してきました。さらに、定期的な昇給サイクルを設け、社員の成長と会社の発展を連動させる評価制度も確立しています。

また、個人の目標設定においては、Will(本人のやりたいこと)、Can(強みとできること)、Must(会社からの期待役割)の3軸で可視化。上長との1on1を通じて、自身の成長ビジョンを描きながら、戦略的なキャリア形成ができるよう環境を整備しています。

こうした取り組みが実を結び、自律的に動けるプロフェッショナル人材が育っていると実感しています。
型にはまらない発想を尊重し、ボトムアップ型の提案を促す社風が、社員のモチベーションを高めています。また、チャレンジを称賛し、失敗から学ぶマインドを育むことで、事業を切り拓くイノベーターが輩出されつつあります。

社員同士が尊重し合う組織

組織としての第一章がスタートした2021年から3年。私たちは今後もメンバードリブンの価値観を大事に、より一層クライアント、社会に価値を提供すべく積極的にチャレンジをしてまいります。クライアントに対してのプロジェクトデリバリーだけではなく、成果の共創を目指していくことも、私たちの重要な価値観の一つです。これからも社員同士がお互いを尊重でき、敬意でつながるチームを作っていきたいと考えています。

今は中途を中心に採用しており、私たちが一緒に働きたい人のイメージは、目の前の人に敬意をもって真摯に向き合え、自分の仕事に対して熱量を持てる方です。業界未経験でも構いません。
そのような方で、当社のカルチャーに共感してくださる方がいらっしゃれば、ぜひ手を挙げていただきたいと思っています。

【社員インタビュー】

佐藤 伸哉さん
シニアマネジャー
広告エージェンシー業務やマーケティング領域のDXなど、プロジェクトデリバリーを幅広く担当し、サービス開発や研究開発を推進。また、組織拡大期のため体制構築に注力している。

金田 渚さん
社長室のマネージャーとして、若手社員向けの研修や育成や社内制度の設計、中期経営計画における方針策定の推進、DXプロジェクトのディレクターを担当。

阿部 有里絵さん
同社PR業務に紐づく原稿作成や外部対応を担当。会社の社内制度の企画提案や、社外への魅力発信のためのコンテンツ企画制作などに注力。

 

職場環境整備を一貫して進める

―― 皆さんが働く環境、福利厚生についてお聞かせください。

金田  社員が働きやすい環境を整備することは、組織全体で意識をしています。故にリモートワークやフルフレックスの制度についても、社員全体で活用しており、100%実施されている状況です。リモートワークの環境整備のため、会社側が自宅通信料を一部負担や、ディスプレイモニターを支給する等のハード面の整備、オールクラウド化により情報格差を是正する取り組みをしています。そのため自宅で仕事をする際も、オフィスと遜色ない環境で業務を行うことができます。

佐藤  私たちの組織では、コーポレート部門が主体となり、残業撲滅、勤怠管理の徹底を行っています。残業が続いてしまっている社員に対しては、定期的に代表から声を掛け、一人で業務を抱え込まないようにチームで話し合い、業務量の偏りがないように調整しています。

阿部  当社は、良質だと判断した制度や業務効率化ツールを随時導入していく文化があり、社員からの提案・起案が通りやすい環境です。新しい社内制度や便利なツールの使用を社員が提案し、社内稟議で承認を得ることで導入できる制度があります。
さらに、社員の提案に対してインセンティブを支給する制度が設けられており、良い提案に対しては報奨金を支給する仕組みとなっています。そうすることで、社員の「当社を働きやすい環境にしよう」という意欲を引き出し、社内の活性化を促す仕組みが整えられています。

―― 御社にはどんな働き方の特徴がありますか。

金田  当社ではワークライフバランスを重視し、フレックスタイムを全社員に適用しており、自身の予定に合わせて早く帰ったり、時差出勤ができたりと柔軟に働くことができるという特徴があります。
私自身も、入社当時から家庭と仕事の両立を希望させていただき、現状は仕事が残っていても17時半には会社をでて帰宅しています。急な家庭の用事があったときや、個人的に病院に行きたいというときなどにとても助かります。

阿部  私が対応しているPRの業務の例ですと、すべき業務をリスト化し、その業務をチーム内で分配して進めるようにしています。その際、どの社員でも均一的に業務が行えるような体制を整えるため、型化を徹底的に行っています。型化に加えて誰が見てもわかりやすいマニュアルを作成することで業務の属人化を防ぎ、どの社員が休暇を取っても業務が円滑に回るようにする目的もあります。

佐藤  金田からもありましたが、働く環境がしっかり整備されている点が特徴ですね。コンサルティングビジネスの場合、提案/分析/推進業務の対応のため労働時間が肥大化しがちで、これによる従業員のストレス増がサービスレベルの低下につながります。制度整備や働き方改革の追求によって、東京都や港区のワークライフバランス推進企業への認定やホワイト企業アワード、Forbes JAPAN WOMEN AWARD受賞など、さまざまな評価を頂いております。

クライアントの期待を超える仕事を意識

――どのようなことを意識しながら業務を進めていますか。

阿部  私は、相手の立場に立って思考することを常に意識しています。相手の立場になったつもりで物事を考えることで、相手の役に立つには自分はどのような行動を取るべきか、何をすれば相手に喜んでもらえるかを常に考えて実行しています。私は業務未経験で入社しており、まだ明確なスキルがないからこそ、その意識を大切にしています。

佐藤  常に先回りして行動することを意識しています。技術的な変化が大きい業界の中に、私たちは置かれています。だからこそ先回りをして社会の動きをキャッチアップすること、そしてデジタルマーケティングやDX領域の最先端を走っていることが重要です。自分自身に余裕をもつことも大切だと思っています。自分がニュートラルに戻る瞬間をつくることが、仕事の推進力につながります。

金田  私は、コミュニケーションについて意識して行動しています。
特に、リモート時のオンラインと対面のオフラインでは情報伝達の質に差が出るので、細部まで意識と配慮をして伝えるようにしています。チームワークを円滑に推進できるよう、普段から意思疎通をしやすい環境づくりも重要と考えます。

―― 仕事をする中で、どのような時にやりがいを感じますか。

金田  私の仕事へのやりがいのポイントは二つあります。一つはアウトプットに対して良い評価を頂くなど、自己の成長を感じたときです。お客様との信頼関係を築くために試行錯誤を重ねる中で、提案力とサービス設計力が以前よりも飛躍的に高まりました。自分の成長を実感できるのは嬉しいですし、それ以上に、お客様への価値提供を通して、ビジネスと社会の変革に貢献できていることが、仕事冥利に尽きます。二つ目は若手社員の育成を通して、彼らの成長を感じたときです。少しでも自分が成長できていると実感できる瞬間に達成感があります。その成長実感をこれからも増やしていけるように、今後も努力を積み重ねていきたいと考えています。

佐藤  私の業務はあらゆるデータと向き合うことが多い業務です。その変化を把握して、よりよい成果を出していくために試行錯誤を繰り返していかなければなりません。その中で、データに関して、因果の解釈や課題の真因特定、新たな発見があったときに嬉しさを覚えます。データドリブンな仮説をもとに、クライアント企業様への新しい提案や、社内の制度更新、業務プロセスのアップデートをすることで評価や目に見える成果につながっていく。それが私の仕事のやりがいにつながっています。
また、プロジェクトの最前線にいる私たちの原動力は、互いの成長を喜び合える仲間の存在です。チームのメンバーが知恵を出し合い、切磋琢磨しながら、新しい価値を生み出していく。その繰り返しが、事業の推進力になっています。

阿部  私は自分の行動や考え方に対して良い評価を頂けたときにやりがいを感じます。相手に「助かる」と感じていただくにはどうすれば良いかを考え実行し、それが誰かの役に立ったと実感できたときは特に嬉しいですね。
また、以前は実行に移せなかったことや考え方ができるようになったり、より細部まで意識が向くようになったりと、小さな自分の成長が積み重なって自信につながったときに、達成感を感じます。

―― 御社の魅力や強みについて教えていただけますでしょうか。

佐藤  一言でいうと、「プロジェクトデリバリー力」です。当社はベテラン社員と若手社員がお互いに協力しながらクライアント企業様のゴールを達成するために伴走しています。日々、社員同士のコミュニケーションを密にし、視点をずらすことなくお客様に向き合い業務を進めるので、信頼性の高い仕事ができることも魅力だと感じます。

金田  トップや上長がきちんと社員に向き合ってくださることが一番の魅力です。例えば、個人のキャリアパスについても細かいフィードバックを頂く機会が多くあるので、自身のやるべきことが常に明確化されます。また、女性活躍を推進しており、女性が管理職にチャレンジできる環境づくりにも力を入れていることも魅力の一つです。育休明けの社員が安心して復帰できる体制基盤をつくるなど、女性の活躍できる環境を整備することにも取り組んでいます。

阿部  会社側が一人ひとりの社員に向き合い、社員をきちんと見ているからこそ、失敗したときも個人の責任にせず、仕組みややり方を改善しようとする風土があります。失敗を教訓に、より良い仕組みを作るための実行力があるポジティブな組織だと思います。また、業務が「型化」されていることで、未経験の社員でも臆することなく、安心して業務に取り組むことができ、それが成長のスピードを高め、企業価値向上につながっていると思います。

圧倒的な成果を出すことにこだわる

--今後の目標について教えてください。

阿部  私は、担当しているPR業務についての基礎力やディレクションのスキルを積極的に身につけていきたいと考えています。将来的にはプロジェクトを任せていただけるポジションに就くことを目標としており、一定の業務に留まることなく経験と新しい挑戦を積み重ねていきたいです。
また、PR業務での経験や学びを生かし、多様な場面で活躍できるジェネラルな人材になりたいと考えています。クライアント企業様に期待以上の成果をもたらせることができるよう成長していきたいです。

金田  私の大きな目標の一つとして、会社の未来をつくる若手社員の育成があります。また、最短のスピードでクライアントに対しての価値提供をすることができる、生産性の高いチームを構築することにも力を入れていきたいと考えております。業務を「型化」することで、均一的な業務遂行が可能となり、スピード感がある生産性の高い組織になります。「型化」によって仕事が「作業」とならないよう、思考力を強化するための育成も実施しており、創造性も持ち合わせた組織にしていきたいと思っています。

佐藤  私は組織を牽引していく側の立場でもあります。今後はMassive Actというチームとして、お客様にご提供できる価値の量と幅を増やし、堅実に業績を拡大していきたいと考えています。その目標を達成していくためには、私のような立場の社員が、若手社員の目標となるように立ち振る舞うことも重要だと思っています。また、技術の研究開発に力を入れて最先端の価値をご提供していくため、組織のシナジーを最大限発揮できる環境づくりも率先して行っていきたいと考えています。

長期的視点に立ち、個人の成長と組織の発展を車の両輪で捉える。それこそが同社の真骨頂であり、他社が簡単に真似できない強みの源泉だ。
目まぐるしく変化するデジタル業界の荒波を乗り越え、そのフロントランナーとして存在感を示し続けるMassive Act。その原動力は、なによりも”個の力”を信じ、可能性の種を蒔き、根気強く育て上げる「メンバードリブン経営」という土壌にある。

その先に開けるのは、社員一人ひとりが生き生きと活躍し、事業の枠を超えて、イノベーションの連鎖を生み出す組織の姿。
自律した個人が結集し、互いに成長を喜び合える組織。
クライアントも巻き込んだ価値共創の輪を描きながら、業界のゲームチェンジャーとなること。
それが、Massive Actの描く未来図であり、社会に問いかける挑戦の本質なのかもしれない。

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