2025.05.30

【三光ソフラングループ(三光ソフランホールディングス株式会社)】すべての事業は社会貢献のため「人々の夢と希望を創造する」挑戦は続く

三光ソフラングループってこんな会社!

三光ソフラングループは、1955年の創業以来、米穀事業にはじまり、不動産・医療・宿泊・ライフスタイル関連など、多岐にわたる分野で事業を展開している企業グループです。グループ全体の理念として“人々に明るく楽しい「住まい」と「住環境」を提供する”“人々の夢と希望を創造する”“事業を通して社会に貢献する”という3つの柱を掲げ、不動産を単なる資産としてではなく、人と社会への貢献の手段として捉えています。

多角的に事業を展開する三光ソフラングループは、各事業が相互に補完し合うことでシナジーを生み出し、時代の変化や社会課題の解決に挑んでいます。たとえば、不動産事業で築いたネットワークを活かして、宿泊施設の設計やサービス開発を支援するなど、領域横断の連携から新たな価値を創造してきました。今後も事業間で培った知見と発想力を結集し、企業の成長はもちろん、社会全体の発展にも貢献してまいります。


不動産を中心にした多様な事業が
高い成長性と社会貢献度を支える

 

HR・採用担当
渡辺さん

不動産事業

物件の仕入れから建築、販売、賃貸仲介、管理までをワンストップでおこなっています。地域に調和した住宅開発と、資産価値を高める土地活用で、社会とオーナー様双方に貢献します。加えて、違法駐車削減や交通円滑化のためにコインパーキング事業も展開しています。

宿泊事業

東京・京都では都市型、宮古島ではカジュアルステイ型・リゾート型の宿泊施設を運営しています。主に物件オーナー様から運営を受託し、接客から清掃まですべてのサービスをグループ内で一貫して提供。また、地域との連携を大切にしながら持続可能な観光を推進し、国内外の旅行者に多様な宿泊体験をお届けしています。ホスピタリティと収益性の両立を目指したホテル運営をおこなっています。

医療・ヘルスケア事業

国も推進する在宅医療を、高齢社会における大切な選択肢の1つと考え、患者様やご家族、医療従事者に寄り添ったサポートをお届けしています。健康管理や看護・介護支援だけでなく日常生活の支援を通じて、安心して暮らせる環境づくりや医療費の抑制につながる取り組みを行っています。

ライフスタイル事業

・保育園・子育て支援事業
少子化や共働き世帯の増加に対応し、さまざまな保育サービスを展開。英語やSTEAM教育、食育を取り入れたカリキュラムで子どもの成長をサポートしています。また、こども食堂の運営などを通じ、地域との連携と子どもの成長支援を両立しています。

・飲食・フランチャイズ事業
地元食材や季節の食材を活かしたメニューを提供することで、農業・水産業のストーリーを発信。また、アイスクリーム、レモネードのお店のフランチャイズを展開。店舗の運営だけではなく、イベントなどを通じて地域コミュニティの活性化にも取り組んでいます。

・フィットネス事業
健康志向の高まりを受け、24時間利用可能なジムを展開しています。個々のニーズに応じたトレーニングプログラムや専門的な指導をおこない、利用者の目標達成をサポート。健康意識を高めると共に、お客様に寄り添ったサービスを提供しています。

海外事業

インドネシアに滞在する日本人駐在員向けに、快適かつ利便性の高い住環境を提供。日本に近い生活スタイルを整備し、日本人スタッフが24時間体制で対応することで、海外生活における安心と快適さをお届けしています。また、カンボジア、ハワイでも不動産事業を展開しています。


PRESIDENT MESSAGE
すべての事業は社会貢献のため
「人々の夢と希望を
創造する」挑戦は続く

不動産、医療、介護、保育、環境事業など多岐にわたる分野で、社会に貢献する事業を展開してきた三光ソフラングループ。その原点は、時代の変化を見極め、常に挑戦を続ける姿勢にあります。「なぜ多様な事業を手がけるのか」「企業の成長と社会貢献をどう両立させているのか」、そして「求める人材像」について高橋社長に伺いました。

代表取締役社長
高橋 誠一さん

多様な事業展開は、社会貢献のため

三光ソフラングループの代表として、不動産、医療、介護、保育、海外事業、さらには環境問題への取り組みなど、さまざまな事業を展開してきました。

なぜ、これほど多岐にわたる事業を手がけるのか。それは、私たちのビジネスが単なる利益追求ではなく、社会の課題を解決し、人々の生活をよりよくすることを目的としているからです。

企業の存在意義とは、世の中に価値を生み出し、人々に貢献することです。社会に求められることを察知し、時代の変化に応じて柔軟に新たな事業を展開していくことが、企業としての成長にもつながります。

不動産業からスタートした当社も、高齢化に伴い介護や在宅医療の需要が高まる中で、それらの事業を立ち上げました。また、少子化や共働き世帯の増加などにより保育事業の重要性が増しており、保育園の運営にも力を入れています。環境問題にも取り組み、CO₂を排出しない新しいゴミ処理技術の展開など、未来を見据えた事業にも挑戦しています。

実は、三光ソフラングループの原点は「米屋」です。私は父が経営する米屋を手伝いながら育ちましたが、肉体的にもきつく、「米屋には絶対ならない」と思っていました。大学卒業後、やむを得ず家業を継ぐことになるのですが、「自分のやりたいようにする」ことを父に約束してもらいました。

試行錯誤を繰り返しながら、幸い米屋の業績は向上していきました。しかし、時代の流れと共に、米屋のビジネスに限界を感じ、不動産業へと転身しました。そこから、時代のニーズに合わせた事業を次々と展開するようになったのです。

成長し続ける環境で、挑戦を楽しむ

三光ソフラングループでは、「挑戦し続けること」を最も大切にしています。当社には「やりたいことを自分で決め、挑戦できる環境」があります。手を挙げた人には、責任ある仕事をどんどんまかせます。年齢や経験に関係なく、自ら考え行動できる人には多くのチャンスが与えられます。

私自身、新しい事業を立ち上げる際には、直感だけでなく徹底的に市場を分析し、何が社会に必要とされるのかを考え抜いてきました。たとえば、介護事業を始める前には2年間寝る間も惜しんで考え続けました。「この事業は本当に成功するのか?」と自問し、すべての可能性を検証したうえで決断しました。

何か新しいことを始める時、私は「イエス・アイ・キャン(Yes, I can)」という言葉を自分に言い聞かせています。これは、困難に直面した時に「できる!」と信じて挑戦し続けるマインドセットです。

成功するのは、頭のいい人や、才能に恵まれている人ではありません。「やり続ける」ことができる人です。何かに挑戦する時は、必ず壁にぶつかりますが、乗り越えられると信じて行動すれば、道は開けます。

また「ギブ・アンド・ギブ(Give and Give)」の精神も重要です。毎日、誰かに奉仕する。お客様でも、会社の仲間でも、誰に対してでもいい。常に周囲に価値を提供し続けることが、自らの成長や成功につながります。

会社が社員に対して価値を提供し、社員が社会に対して価値を提供する。そうしたサイクルをつくることで、社会全体の発展に貢献できると考えています。

未来をつくる人材に求めるもの

当社では、常に新しい事業を生み出し、社会に貢献するためのアイデアを実現しています。そのために必要なのは、知識や経験以上に、「挑戦する姿勢」と「社会に価値を提供したい」という想いです。

当社では、社員一人ひとりが自らの成長を実感し、達成感を得られる環境を整えています。会社は、社員の挑戦を支え、成功を後押しするためにあります。だからこそ、「何かを成し遂げたい」「新しいことに挑戦したい」という意志を持つ人にとっては、三光ソフラングループは最適な環境です。

私たちが求めるのは、成長意欲があり、挑戦を恐れない人です。学生のみなさんには、まだ経験がないかもしれません。しかし、経験は積めばよいのです。それよりも、「社会に貢献する仕事がしたい」「成長できる環境で挑戦したい」と思う気持ちのほうが、はるかに大事だと考えています。

新しいことに挑戦し、失敗を恐れず、自ら考え行動する。そんな成長意欲のある人であれば、未来をつくり、社会に貢献する仕事ができるはずです。

Yes, I can

成功するのは、頭のいい人や、才能に恵まれている人ではありません。
「やり続ける」ことができる人です。


三光ソフラングループの事業を知る
注力事業ピックアップ

多岐にわたる事業を手がける三光ソフラングループ。
その中でも、特に力を入れている取り組みについて私たちがどのようにお客様や社会のお役に立てるのか、そして、その現場で感じられるやりがいや魅力についてお伝えします。

不動産事業

三光ソフラングループの不動産事業は、仕入れから管理までをワンストップで提供しています。また、コインパーキングや駐輪場事業を通じて、不法駐車の削減や交通の円滑化、さらに、コインランドリーやシェア農園など土地活用の実績は多岐にわたります。

社名の「ソフラン」はソフトプランニング(柔軟に企画する)が由来になっています。ただ売るだけではなく、ニーズに合わせて多様な提案をしています。

POINT!

☑ワンストップ体制で幅広く経験できる
☑ニーズに対する提案力・発想力を活かせる
☑資産運用や建築などの専門知識も身につく
☑社会課題の解決と安定収益の両立
☑地域と共に「まちづくり」にかかわれるやりがい

宿泊事業

宿泊事業では、東京、京都、宮古島で国内外の旅行者に向けた多様な宿泊体験を提供しています。清掃、フロント、施設管理、販売・マーケティング、企画すべて自社でおこなっているからこそお客様に寄り添った細やかなサービス提供と、現場の声を活かしたスピーディーな改善・企画が可能です。スタッフ一人ひとりが「お客様の宿泊体験の価値を提供する主役」として、サービスの質とお客様の価値体験の向上に日々取り組んでいます。

POINT!

☑多様なお客様との出会いでグローバルな視野が広がる
☑ホテルを通じて地域の魅力を届ける“発信者”になれる
☑旅の思い出をつくる仕事にやりがいがある
☑職種の垣根を超えた仲間と連携しながら成長できる環境
☑現場で得た気づきをサービスづくりに活かせる

医療・ヘルスケア事業

国家政策としてニーズが高まる在宅医療に対し、訪問診療クリニックの戦略立案からバックオフィス・コールセンター業務、マーケティング、ブランディングに至るまでを支援するコンサルティング事業を展開しています。

また、看護・介護・終活を含む包括的な生活支援サービスも提供しています。患者様とご家族に寄り添いながら、安心して暮らせる環境の実現を目指し、質の高い医療・ケアの提供に向けて、柔軟かつ迅速な対応に努めています。

POINT!

☑これからの高齢社会に必要不可欠な成長分野
☑医療現場を支える“仕組みづくり”にかかわれる
☑「医療を届ける」やりがいを感じることができる
☑多職種・多分野にまたがる横断的な経験ができる
☑課題解決力や提案力を磨ける環境がある

ライフスタイル事業

保育・子育て支援、飲食、フィットネス、ミス・コンテスト事業など、多岐にわたる事業を展開しています。保育園・子育て支援事業は、今後さらに需要の拡大が見込まれる分野であり、将来的な成長が期待されています。飲食事業ではブルーシールアイスやレモネードのフランチャイズ店舗を運営。宮古島で展開するイタリアンレストランでは、地元食材を活かし地域の食文化の魅力を発信しています。

なお、原点である米穀事業「高橋米穀」は、いまも変わらず地域のみなさまに親しまれながら事業を続けています。

POINT!

☑自分のアイデアがかたちになる環境がある
☑人の“日常”をデザインするやりがい
☑地域とつながる仕事ができる
☑社会課題に向き合う事業も展開


三光ソフラングループで描く
成長と挑戦のキャリア

三光ソフラングループは、社員一人ひとりの成長を支援し、挑戦し続けられる体制を整えています。業界を超えた幅広い経験の機会や、充実した教育研修制度、風通しのよい職場文化、創造性を刺激するオフィス空間など、多角的な支援が個人の可能性を最大限に引き出します。社員が主体的に考え、実行し、成長していく仕組みを紹介します。

成長を支える充実の教育体制

グループの全社員がオリジナルのダイアリーを使って、日々のスケジュールを管理しています。新卒研修ではグループ役員が使い方を説明して「Time is money more than money(時間はお金以上に価値がある)」という考えを浸透させています。

たとえば、グループ企業の1つである株式会社KACHIAL(カチアル)では、明確な昇格基準の設定と充実した教育プログラムを用意し、社員一人ひとりの長期的な成長を支援しています。新卒社員への「29か月カリキュラム」に添ったトレーニング、全社員への3か月に一度の定期的なOJT面談実施により、目標達成に向けた課題解決を共に進めていくことで、計画的なキャリアアップとイメージする理想像(なりたい姿)に近づくことができます。

昇格要件には失敗した経験や新しいことへの挑戦に関する項目があり、チャレンジ精神を養うことができます。そのほか他e-ラーニングやさまざまな外部研修などを活用し、各部門をローテーションすることで、配属先での実践的なスキルの習得や不動産ビジネスの全体像を学び、どの部署、会社、フィールド、社会にいっても活躍できる人材を育てています。

風通しのよい環境で成長できる

三光ソフラングループの各企業は、いずれも社長や役員と社員の距離が近い環境です。役員が登壇する研修や、グループ会社によってはランチ会なども開催されています。経営層が社員と直接コミュニケーションをとる機会が多く、日常的に意見交換ができる環境が整っています。そのため経営層が社員の声を積極的に取り入れ、意思決定に反映することもあります。

また、働き方の多様性にも対応しており、たとえば宿泊事業では、東京・京都・宮古島の拠点をつないで毎週オンライン会議を実施するなど、リモートワークを活用した働き方も推進しています。

グループ間の多様なジョブチェンジ

グループ全体でジョブチェンジを推奨し希望によって部署、会社、事業間を超えて、多岐にわたる分野で経験を積むことが可能です。ジョブチェンジを通じて新たなスキルや視点を獲得し、個々の強みを最大限に活かすことで、より大きな価値を生み出せると考えています。

社内でのキャリア形成をサポートする制度や研修も充実しており、社員が安心して挑戦できる環境を整えています。多様な経験を積むことで、個人と会社の成長につなげることを目指しています。

生産性を高めるこだわりのオフィス

居心地がよく、生産性が高まる空間づくりにも力を入れています。中でも特徴的なのが、グループ各社が集う東京・八重洲の本社に設けられた「アーステラス」です。新規事業や部署や会社を超えたプロジェクトの打ち合わせなどの多くは、この場所でおこなわれています。懇親会やミニコンサートなどの会場になることもあります。

アーステラスでは広い地球環境を全体のイメージに、エリアごとに「ビーチエリア」「ハラッパエリア」「ウッドエリア」といったテーマを設けています。たとえばハラッパエリアでは、オープンスペースで、フレキシブルな作業エリアを備えています。ビーチエリアにはボックスシートがあり、落ち着いた打ち合わせやブレインストーミングにぴったりです。

グループ会社でも集中力と生産性を高めるレイアウトや仕掛けづくりがちりばめられているオフィスがあります。メディカルホットライン株式会社のオフィスは、ほとんどすべての空間を自分たちの手でDIYしながらつくり上げました。

本社/アーステラス

 

メディカルホットラインのオフィスの内装は企画からみんなでつくります

お客様に感動を届けるために

三光ソフランホールディングス
専務取締役
高橋さん

当社では、社員一人ひとりが新たな経験を通じて視野を広げ、成長できる環境を整えることを大切にしています。

ここで紹介したもの以外にも、たとえば、社員旅行は海外に行ったり、お客様を招待して宝塚歌劇団の貸切公演を開催したりしています。これらの取り組みは、当社代表が体験し、感動した経験を共有することで、社員やお客様にも新しい価値観や発見を提供したいという想いから始まっています。「見たことのない世界に触れることで成長する」という考えが根底にあります。

私たちの役割は、単に必要なものを提供することではなく、社会がまだ気づいていない価値や経験を届けることです。未知への挑戦は不安を伴いますが、それを乗り越えた先にある感動こそが、成長につながると考えています。成長することで、その感動をお客様にも届けられるような企業文化を築いていきたいと考えています。


挑戦の先にある成長
自ら考え、実行し、
目標達成を目指すフランチャイズ事業

グループの一社である株式会社シャイン・コーポレーションのライフスタイルデザイン事業では、フランチャイズの店舗運営をおこなっています。単なる店舗運営ではなく、企画・店舗デザイン・PR・マーケティングなどを一貫して手がけることで、社員一人ひとりが主体的にかかわり、困難を乗り越えながら成長していく環境が整っています。この事業に携わる3名に、事業の魅力と挑戦について語ってもらいました。

左:事業推進部 店舗営業課 スーパーバイザー 吉田さん
中央:社長室 秘書/事業推進部 滝下さん
右:事業推進部 樋口さん

「ゼロ」から考える楽しさ

吉田 「ライフスタイルデザイン事業」として正式にスタートしたのは2024年の12月ですが、それ以前から約4年間、ブルーシールやLEMONADE by Lemonicaのフランチャイズを運営してきました。現在は、ブルーシールが5店舗、LEMONADE by Lemonica2店舗、さらに宮古島では首里石鹸の総代理店としてホテルなどへの卸販売も手がけています。

出店計画の段階では、まず立地調査を徹底します。たとえば、ブルーシールの新店舗を開く際、現地に足を運び、朝から晩まで人の流れを観察します。実際にその場所を訪れるお客様の数や動線を確認し、店舗を構える価値があるかを見極めます。

滝下 新店舗の立ち上げでは、設計から運営体制まで、すべての要素にかかわります。フランチャイズ店舗とはいえ、本部の指示通りにつくるだけではありません。ブランドイメージを大切にしつつも、新たな価値を提供できるようなデザインやコンセプトを考えています。たとえば、宮古島のブルーシールでは、社内でアイデアを出し合い、観光客が写真を撮りたくなるような空間を演出しました。店そのものが観光スポットの一部になるように工夫しています。

店舗設計においては、「ほかにはない魅力的な空間をつくる」ことを大切にしています。新しい試みに挑戦できるのがフランチャイズ事業の面白さですね。

樋口 私はSNSマーケティング担当の1人として、認知度向上のためのPR活動に力を入れています。新店舗のオープン時には、地域情報を発信しているインフルエンサーに自らアプローチをして、一緒にプロモーションもおこないました。SNSを通しても、地域のみなさまに愛される店舗づくりをしていきたいと思います。

「連携」で課題を乗り越える

吉田 オープンの際には、本部メンバーだけでなく、既存店舗のスタッフも参加し、チーム全体でサポートします。こうした連携があることで、ブランドの統一感を保ちながら、新しい試みを導入しやすくなります。店舗運営では、人材の確保や育成が大きな課題です。特に宮古島では正社員の採用が難しく、高校生や若いアルバイトスタッフを中心に運営しています。若いスタッフに対する教育やマネジメントの仕組みを整えることが、成功の鍵になります。

樋口 私は接客経験がなく、最初は現場に立つことに苦手意識がありました。しかし、実際にお客様と接することで、サービス業の魅力を感じるようになりました。いまは接客の重要性を理解し、現場と連携しながら企画を考えています。

滝下 私は秘書として入社しましたが、ブルーシールの店舗開発にかかわることになり、PRやマーケティングの重要性を実感しました。実際にプロモーション戦略を考え、実行する経験は、ビジネスの視点を広げるよい機会になっています。

さまざまな経験を重ねられる環境

吉田 事業はまだ成長段階で、確立されたマニュアルがあるわけではありません。自分たちで仕組みをつくり、運営の基盤を築いていくことが求められます。発展途上の事業だからこそ、新しい仕組みやルールをつくる楽しさがあります。「決められた業務をこなす」だけでなく、「どうすれば事業を成功させられるか」を自ら考え、実行することが大切だと思います。

滝下 私たちの会社では、グループの中でさまざまな経験を積むことができます。挑戦することが推奨されていて、失敗しても、その経験を活かして次にどう改善するかを考える文化があります。だからこそ、社員一人ひとりが主体的に動き、問題を解決しながら成長できるのだと思います。社会人経験を積む中では、夢や目標が変わることがあると思いますが、それがかなえられる環境が整っていると思います。

樋口 今後は、新しいブランドの導入や、より効果的なマーケティング戦略の構築に挑戦していきます。常に進化が求められる分野なので、自分自身も学び続けながら、事業の成長に貢献していきたいです。

ブルーシールイオンレイクタウンkaze店にて


社会に貢献しながら成長できる仕事
宮古島の未来をつくる
新たな挑戦

不動産開発からスタートし、現在では観光業の運営を中心に、地域社会とつながりながら新たな価値を生み出すことを目指しています。「ないものを提供する」という視点を大切に、地域に新しい選択肢や楽しみを届けることで、社員自ら考え、行動し、成長できる環境が整っています。宮古島を盛り上げる、その挑戦の先に、自分自身の成長が広がります。

課題解決のため事業をスタート
やがて宮古島に魅せられて

宮古島事業のきっかけは、深刻な住宅不足でした。宮古島では観光業の発展に伴い、一般住民向けの住宅価格が高騰していました。まずはこれを解決するために、不動産事業からスタートしました。

その後、宮古島のすばらしさをもっと多くの人に知ってもらいたいと考え、宿泊事業をスタートしました。アパート型のコンドミニアムホテルをはじめ、現在ではリゾートホテルも展開しています。さらに、レストランやカフェ、レンタカー、コインパーキングなどの事業を通して、宮古島を盛り上げ、地域と共に成長することを目指しています。

地元の子どもたちの笑顔や
宮古島の未来のために

観光業と併せて、地域社会への貢献にも積極的に取り組んでいます。三光ソフラングループが運営するコミュニティモール「パームタウン」では、地元の子どもたちを対象に、ブルーシールアイスの店舗体験やバイオリン教室など、学びや感性を育む活動を継続的におこなっています。未来を担う子どもたちが、楽しみながら成長できる機会をこれからも大切にしていきます。

また、宮古島の自然は私たちの観光事業の土台であり、かけがえのない宝物です。その美しさを守り、次の世代へとつないでいくために、ビーチクリーン活動などの環境保全にも積極的に取り組んでいます。


「生み出す仕事」には夢がある

企画・広報
ディレクター
黒川さん

主に企画・広報を担当しています。宮古島では、日常的にラジオを聴く方が多く、「宣伝にはラジオが効果的」との声を受けて、地域に届く広報手段としてラジオCMの制作をおこないました。

ご縁があり、地域のラジオ番組に出演させていただく機会にも恵まれました。自分がラジオで話す日が来るとは想像もしていませんでしたが、宮古島ならではの広報・プロモーションのあり方に触れる中で、地域特性に合った手法の大切さを実感しています。

地元の方々との関係構築や情報収集を大切にしながら、日々試行錯誤を重ねています。その一環として、地元農家さんの野菜や取り組みを紹介するコラムを、レストランのホームページで執筆しています。記事を読んだ観光客が来店してくださったり、地元の方から「島外の友人を連れて行きたい」とご相談を受けたりと、自分の仕事が人と人、人と地域をつなぐきっかけになっていることを実感しています。

事業に携わる中で、「なぜこの事業が必要なのか」を問い続け、その先の未来を見据える姿勢を大切にしています。これからも、ワクワクする挑戦を追い求めながら、同じように前向きなビジョンを持つ方々と共に、新たな価値を生み出していきたいです。

楽しくて仕方のない「創造」の事業

社長室
人事マネージャー
さん

この事業にはゴールがありません。もちろん売上目標はありますが、「どこまでいくのか」は常に変わっていきます。

事業の立ち上げからこれまでを振り返ると、私は当初、観光客と島民の方々両方に向けたレストラン事業展開は難しいだろうと思っていました。いまでは私たちが展開しているレストランは、観光客はもちろん、島民の方が特別な日に使っていただけるような存在になっています。自分たちには見えない世界でも、難しいのでは?と思っても、わからないことでもやってみる。すると、新しい世界が拓けてきます。

当グループの代表は、「想像」と「創造」の違いについて話すことがあります。誰でも、「ああいうふうになれたらいいな」と自分ひとりで「想像」することはできます。これを社会に「創造」 し貢献していくことは、企業でなければ難しいことだと思います。

たとえば、島を出た子どもたちが将来地元に戻って働きたいと思ってもらえるような会社づくりをする。それができれば、ひとつのゴールを達成したことになります。自分たちが描いていることを、会社が社会貢献としてかたちにしていく。こうした創造の過程が、楽しくて仕方がないと感じています。

 

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