
よりよい治療法を届けるため、帝國製薬の社員はグローバルに活躍しています。英語はうまくないとダメ? 現地でどんなことをしている? グローバルに働く社員に、出張先での仕事やスケジュールについて聞きました!
グローバルな働き方 CASE 1

国際事業部
内海さん
2022年新卒入社。製剤開発部で局所外用剤の処方設計・新製品の開発に携わる。現在は事業開発課で日本市場向けの導入候補品の探索と評価を担当。
まだ世に出ていない新薬候補を求めて、世界中の企業と向き合う、事業開発課の内海さん。経験を重ねることでコミュニケーション力が上がり、成長を実感しています。
私の仕事をひと言でいうと、まだ世に出ていない有望な新薬候補を世界中から探すこと。そのために、昨年はボストンとウィーンで開催された大規模な展示・商談会に参加しました。事前にシステムから1社あたり30分の面談を設定でき、多くの企業と効率的に情報交換ができます。自社の強みを紹介し、先方の開発品の説明を聞いたり、今後のプランを確認したりして、提携の可能性を探ります。お互いに協業の可能性を見いだした企業とは後日、より踏み込んだ協議を進めます。ボストンでは会社のブースを出展し、世界トップシェアを誇る医療用パップ剤の技術を紹介しました。パップが描かれた法被を身にまとい、2万人の来場者があふれる会場で、当社の存在を世界の企業に向けて広くアピールしました。
また夜は、レセプションパーティーへ参加。昼間とは違った雰囲気の中での会話は、業界のトレンドを知れる貴重な機会です。偶然の出会いが新たなビジネスにつながることもあり、懇親の場ならではの価値だと感じています。
出張中は、街中の広告を見るのが楽しみです。海外の広告は、極限まで文字が削られ、簡潔に理解できるものが多く、文化の違いを感じます。グローバルにビジネスを行う中で、このように表現を突き詰める姿勢は、資料の作成や展示会での説明においても大切だと考えています。

グローバルな働き方 CASE 2

開発薬事部 課長
吉原さん
薬学部を卒業し、2012年新卒入社。一貫して開発薬事業務に携わり、医薬品の承認申請を目指して国内外当局への申請戦略の立案・検討に取り組む。
海外出張は海外の関係者と直接コミュニケーションができる貴重な機会。会議の中でも外でも、会えるからこそ話せることがあると吉原さんは語ります。
担当している開発品目の進捗状況に応じて、不定期に海外出張があります。たとえば、臨床試験立ち上げに向けた会議のためにドイツへ出張することもあれば、開発受託機関の担当者との協議のためにアメリカへ飛ぶこともあります。
現地担当者とは、通常ウェブ会議でしか話せないので、実際に会えるのは貴重な機会。ウェブでは「言うまでもない」と思って引っ込めてしまう些細なコメントも、対面の会議だと出てくることがよくあります。また、移動中などは会議とは違った雰囲気で雑談も楽しめます。
会議に向けては英語での資料やプレゼンの準備をして臨みますが、会議の外でのコミュニケーションになると、とっさに言葉が出てこないこともあります。でも、何度か出張を重ねるうちに、伝えたいことがしっかりとあれば何とか伝わるものだと気づきました。言葉に詰まってしまっても、知っている単語で言い直して、伝えようとすることが大切です。
出張中は、ホテルから会議や食事会場へ移動する時、街中を歩くのがとても楽しみです。本やインターネットの情報ではわからない、現地の人々の日常生活を垣間見ることができます。また、現地のドラッグストアも重要な情報源。機会があれば立ち寄って、どのような市販薬が販売されているかチェックするようにしています。

帝國製薬ってこんな会社!
1848年創業で170年以上の歴史を持つ帝國製薬は、香川県東かがわ市の三本松に本社を構え、長年にわたって日本の医薬品産業を支えてきました。同社の強みは、有効成分を皮膚から吸収させる「経皮吸収技術」。この技術を使った貼付剤の開発は55年以上にわたり積み重ねてきたもので、現在も進化を続けています。貼付剤の技術を世界で試そうと、約30年前にアメリカに現地法人を設立し、現地での承認・販売に挑戦。以来、世界50カ国以上で販売され、世界中の医療に貢献しています。
挑戦と成長を支えるのは、ものづくりを大切にする社員たち。長い歴史の中で培われた技術と価値観は、次の世代へと受け継がれていきます。たゆまぬ努力で高い品質を守りながら、新たな製品開発に挑み続ける帝國製薬とそこで働く人を紹介します。
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