株式会社あおば|圧倒的な質と量の「学び」が成長のカギ〜かかわる人たちの喜びと幸せをつくる鍼灸接骨院グループ〜

あおばってこんな会社!

現在も代表を務める尾林さんが2000年に神奈川県鎌倉市で鍼灸接骨院を開業。「人々の喜びと幸せの創造」を理念に、「日本で一番元気な地域を創る!」をビジョンに掲げ、多店舗経営へ。鍼灸接骨院を中心に関東、北海道、沖縄、愛知に62店舗を展開しています。従業員数も500人を超えました。勢いをつけながら、かつ計画的に成長を続けています。

 成長を支えているのは圧倒的な「学び」の質と量。「治療家の学びにゴールはない」という考えのもと、技術だけでなく、社会人、プロとしての考え方も学んでいきます。言葉と文字で伝えられる、「あおば流」のやり方とあり方がスタッフに共感、共有されることにより、ますますパワーアップしていきます。

 幸せを創造するグループであるためには、そこで働く人も「幸せ」を感じていなければなりません。スタッフのさまざまな働き方、考え方に対応する環境や制度も整えています。

代表インタビュー!「人々の喜びと幸せの創造」理念実現のために必要なのは、人を大切にする経営

あおばグループ代表 尾林 功二さん

「あおば流」が詰まった2冊

あおばグループでは「経営計画書」と「フィロソフィー」の2つの冊子を毎年刷新し、従業員に配っています。「経営計画書」には、何をしたいのか、どこへ向かうのかが書かれています。そして「フィロソフィー」には、想い、考え方が記されています。計画と想い、その2つが合わさってきたと実感するようになったのは、5年ぐらい前から。ちょうどその辺から会社の成長が加速していきました。

 冊子に書かれている、たくさんの言葉や想いを、スタッフ全員に浸透させたいと思っていますが、自覚したり、気づいたりするタイミングは人それぞれで、簡単にはいかないもの。そんな中で自分の役割は、まっすぐに伝え続けること。幹部や現場の院長へ伝わり、そこから各院のスタッフへ。やがて皆から発せられる言葉も変わっていきました。

 2つの冊子は、今は採用にも役立っていて、最初からあおばのやり方、考え方に共感した仲間が入社してくれています。これは成長をしていく上で大きなことでした。粘り強く続けてきたことが、実を結び始めていると、振り返ってみて思います。

 私たちの仕事は人がすべてです。患者様の声を集めると、あおばを選んでくれる理由のほとんどが「話を親身に聞いてくれるから」「説明が丁寧だから」など人にかかわるもの。

あおばをひとつにするために必要不可欠な冊子「経営計画書」「フィロソフィー」

人がすべて。だから人を育てる

技術にも自信を持っていますが、私たちの最大の強みは働くスタッフです。ですから力を入れるべきことは、店舗拡大やメニュー開発より、人材育成なのです。

 もともと私は、自分のバスケットの才能を引き出してくれた高校時代の恩師に憧れ、体育教員を目指していました。数字とにらめっこをするより、人を育てるほうが性に合っていると感じています。

 私は人が成長していく姿を見ることが大好きです。なぜならその人の「幸せ」につながるからです。成長という幸せは、モチベーションを生みます。さらに、あおばは仲間の成長を一緒に喜ぶことができるグループです。皆が平等に選択肢やチャンスを掴める環境をつくることができれば自ら動き始めてくれます。

人から人へ。幸せは連鎖する

この仕事の最大の幸せは、直接「ありがとう」と言われること。体力的にきついのは確かですが、人の役に立つこと、人から感謝されることは、自分の存在価値を感じられる最高の瞬間です。

 ITの発達により予防や治療という分野でもいろいろ変化はあると思いますが、私たちの提供する「手当て」というのは、人がいる限りなくならないと思っています。ただ、手当てする側も人ですから、働き方も考えないといけません。

 柔整師・鍼灸師の資格を取った学生が一生仕事に就けるような環境をつくりたい、とずっと思っていました。特に女性は、この仕事が好きでも辞めてしまう人がたくさんいました。ここにきて会社として力をつけたことで、スタッフのさまざまな要望に応えらえるようになってきました。結婚、子育ても喜んでバックアップすることで、産休明けに現場に復帰するスタッフも増えました。管理部門にジョブチェンジすることも可能です。

 理念に掲げている「人々の喜びと幸せの創造」は、社会やお客さまに対する想いだけではありません。私や幹部はスタッフとその家族の生活の安定と質の向上、心身の健康を考えています。その想いはめぐって、あおばスタッフの言動や手当てを通して、地域やお客さまの喜びと幸せ、健康につながっていくからです。

あおばは思い描いていた姿に近づきつつありますが、100年企業を目指す上では、まだ通過点です。経営者として、教育者として、チャレンジしてみたいこともたくさんあります。
何かを決めるとき、考える軸になるのは「人々の喜びと幸せの創造」という理念です。表現や言葉は少しずつ変わっていくかもしれませんが、自ら直接、根気よく伝えていきたいと思っています。

「治療院全体を盛り上げたいし、恩返しをしたい」 尾林代表は業界全体の未来についても考えています

担当者に聞きました プロであれ! 「プロ」になるまでの道 Q & A

業界屈指と呼ばれる「研修制度」からスタートし、あおばの社員はどのように学び、成長し、キャリアアップをしていくのか? Q&A形式で探っていきます。

Q 最初にすることは?

 4月に入社して1か月は、本社の研修センターで、9~18時までみっちり新人研修を行います。技術だけでなく、人にかかわる仕事ですから、「人間力」や「心理学に基づくコミュニケーション」を学んでいきます。5月からは現場研修も入ってきて、現場での流れや患者様とのコミュニケーションからスタートします。6月からはフォローアップの研修になり、現場での疑問も解決してもらえます。

Q 中途でも大丈夫?

 セカンドキャリアでこの道を選ばれる方、同業からの転職組も多いです。中途でも安心してください。中途の研修もそれぞれのレベルに合わせて、2週間〜1か月間行っているので技術を学び直したい人にもピッタリです。社会人や他店での経験は、むしろ財産であると考えます。ぜひ活かしてもらいたいです。

Q 職場はどうやって決まるの?

 あおばは関東、北海道、沖縄、愛知で店舗展開をしています。働くエリアは出身も関係しますし、地方から関東に出たいという人もいれば、自然が好きで沖縄、北海道に就職したいという人もいます。本人の要望に応じて決めていきます。

Q デビューまでどれくらい?

 まずは職場環境や業務に慣れることから始まります。技術面は担当の先輩が一人ずつ付き、サポートします。実際の患者様への施術は、院長のOKをもらってから。早い人は5月の末、遅くても6月中にみんな“プロ”デビューします。

Q デビュー後のサポートは?

 新卒の場合、仲間と一緒にいた学校のような雰囲気から、責任あるプロになることへのギャップを感じる人も多いですが、院長や先輩、人事担当もしっかりサポートします。この業界で人事部があるのは珍しいと思います。困ったときは相談に乗ったりもしています。面談はエリアマネージャーや外部講師にお願いをして、1年目は手厚くしています。

Q 技術的なサポートは?

 お客さまからお金をいただいても、まだ本物のプロとは言えません。質の高い、安定感のあるパフォーマンスを目指し、学び続けることが重要です。あおばには朝の勉強会や院内、エリア内でのサポートなど、その環境が整っています。

 朝の勉強会は8~9時に自由参加型のオンライン形式で実施。2023年は年に204回、週に3回ペースで行いました。各自が学びたいものを学び成長しています。

Q キャリアアップ、給料アップは?

 人生設計を形にするキャリアプランが揃っています。治療家として技術を追求することも、院長、エリアマネージャーとしてマネジメントや経営の道へ進むこともできます。それぞれ達成すべき数字、レベル基準が明確で、オープンになっています。実際にそのルールのもとで院長になっている先輩たちが周りにたくさんいるということも、モチベーションにつながっていると思います。

 もちろん、ライフイベントに応じて週休3日など、働き方を選ぶことができます。決めるのは自分。だからこそ、頑張れる、続けられると考えています。

❶技能を評価 キャリア段位
各ランクごとに異なる項目で、技能テストを受けていただきます。
❷人間的成長を評価 あおばルール
あおばの理念に準じた行動ができているかを評価します。
❸ 数字を評価 お客さまの満足度
❶と❷を土台に、売上・施術人数など数字も評価対象に。

私たちがサポートします‼

 

 

人事部 池田 恵実さん

 入社6年目で、2022年までは副院長を務めていました。そこから声をかけていただき、現在は採用人事部としてチャレンジさせてもらっています。
ここまで来るのに悩んだりつまずいたり、いろいろありましたが、そのたびに上司や先輩にアドバイスをいただきました。今度は、人事部として少しでもスタッフが働きやすくなるように私たちがサポートしていきます!

 

幸せ創造企業 あおばグループを探る 働きがいはどこにある?

治療家の道を選んでよかったと生涯思える環境づくり

グループ院では珍しく、役職のないベテランが現場で活躍していることは、あおばの特徴のひとつ。その大きな要因が、独自の職人制度があることです。筆記試験、技術試験、プレゼンテーション試験を通ると、「匠」の文字と★が入った制服を着られるようになります。黄金に輝くそれは治療家としての誇り。ランクが上がっていくと、給料、手当にも反映される仕組みになっており、院長やマネージャーを目指すだけなく、職人として生きるという選択肢も用意されています。

 治療家は人の身体に直接触れる仕事です。それに真剣に向き合う人ほど「正しいのか」「ほかのアプローチ方法はないだろうか」と不安になるもの。そのようなスタッフのために充実した研修制度や勉強会があり、安心感につながっています。治療家の学びにゴールはないという考えのもと、社内の講師だけでなく整形外科や内科の先生など、外部講師が行う勉強会などもあり、あらゆる方面から学ぶことができます。

 現場から上がってくる「これを学びたい」という意見、要望に対しても、バックアップは惜しみません。鑑別・スクリーニングや栄養学など幾多の学習メニューが勉強会に組み込まれており、そこで学んだことと、自身のこれまでの経験をかけ合わせることで、グループ共通の施術メニューが開発されることもあります。

 独自の理論、技術をプレゼンする会が定期的に開催されており、よいものについては技術メンバーと一緒に創り上げていきます。現場の声に柔軟に対応し、取り入れて、進化を続ける、あおばに学びのゴールはありません。

 給料の高さやステータス、興味や関心、きれいなオフィス……。働きがいを感じるポイントは人によってさまざまです。その中でも「成長している」「人や社会の役に立っている」と実感できることに重きを置いている人も多いのではないでしょうか。あおばはそれこそが「生涯治療家」として生きていく上でいちばん大切であると考えています。

教えて先輩 Part 1

あおばで感じた「働きがい」について先輩たちの声をお届けします!

 

エリアマネージャー 琴似あおば鍼灸整骨院 有野 洋祐さん

自分の努力次第で、目標や夢が広がります

 

 

今も変わらず、たとえ新卒に対してでも、代表や幹部が直接指導をしていることに大きな意味があると思います。私も治療家としての技術はもちろん、人として大切なことをたくさん学びました。たとえば、思考の始まりを「自分がされてうれしいことをする」に置くこと。患者様に対してだけでなく、家族、メンバーとのコミュニケーションの際も活きています。

 学びの機会に加えて、職人制度やキャリア制度が整っているので、自分の頑張り次第で目標や夢が広がります。年齢やキャリアを問わず、あおばで働く人たちがモチベーションの高い理由はそこにあると思います。

 

座間あおば整骨院はりきゅう院 髙梨 満月さん

基礎を学び応用へ。そのバランスが魅力です

 

 

私の中では、仕事への考え方、取り組み方を学べたことが一番大きいことでした。出産後の復帰を決めたのも、人から「ありがとう」と声をかけてもらえる、この仕事を続けたいと思ったからです。現在は、自分から会社へ要望を出し、栄養について学ぶためのサポートをしてもらっています。これを自分のものにして、患者様の健康に貢献したいですし、あおばの中でも広げていきたいと思っています。生涯現役を目指します。

 もうひとつ、極めるべき治療の型があることもポイントでした。しっかり型を学んでから自分の強みを加えていくことができる、あおばの魅力ですね。

 

院長兼エリアマネージャー 海老名あおば整骨院はりきゅう院
佐々木 透さん

パワフルな代表と学びと未来があります

 

 

別の接骨院で院長をしていましたが、治療家としても、人としても成長を感じられず、不安を感じていました。あおばを選んだのは、学びと未来があったから。代表のパワーと全社員が集まる総会の雰囲気に少し圧倒されましたが、それもグループの魅力でしょう。

 「匠」の★を取得するための努力は、技能面はもちろん、待遇面、人間面も成長させてくれました。今は仲間たちの成長を目にすることもやりがいとなっています。入社当初目標にしていたエリアマネージャーになれましたが、それで終わりではなく、マネジメント、経営もしっかり学び、「本物」になりたいと思っています。

幸せ創造企業 あおばグループを探る 働きやすさはどこにある?

「好きな仕事は続けてもらいたい」そのための環境づくり

業界では珍しく女性が多いこともあおばの特徴。女性に特化した女性スタッフだけの店舗もあります。そして、産休明けから復帰し、治療の現場で活躍している女性スタッフが多くいることにも驚かされます。

 週休3日、時短など家庭や子育てと仕事を両立できる働き方に対応、規模が大きくなり、人事や経理、広報など管理部門に活躍の場を用意できるようになったことも大きく、「この仕事を好きな人にはずっと続けてもらいたい」という、尾林代表の想いがひとつ達成されました。

 制度があっても、相談しやすい雰囲気や職場への愛着がないと女性の活躍、産休から復帰のサイクルは生まれないもの。あおばにはそういった風土がつくられています。「尾林代表の人柄によるところが大きいです」と話してくれたのは、採用人事兼マネージャーの倉坂航太さん。

「代表からは常に『俺に恩返しするのではなく後輩たちに返せ』『偉いわけではなく、役割としてその仕事をするからそう呼んでいるだけ』と言われ続けています。幹部やマネージャーたちも自然とそういう感覚を持ちますよね。

 厳しいことも言いますが、コミュニケーションをとったり、技術指導をしたり、下の世代の面倒を見るのはあおばにとっては当たり前のことです」

 さらに、店舗に訪れた人事部に、グループに対しての意見や相談など話を聞いてもらえる機会も設けられています。あおばは単なる鍼灸接骨院の集合体ではなく、そこで働く者が一体感を持ち、成長を続けています。

充実!16の手当を紹介!

地域貢献手当 ボランティアやトレーナー活動への参加者に支給
里帰り手当 地方の地元に里帰りする社員に支給
お正月手当 年中無休の店舗で1月1日〜3日に出勤した社員に支給
仲間紹介手当 新しい人材の入社に協力した社員に支給
新卒応援手当 入社のために引っ越してくれた社員に支給
エース手当 月にお客さま満足度目標を達成した社員に支給
王者手当 月間最高売上を更新したスタッフへ支給
講師手当 社内外での研修や勉強会で講師を努めた社員に支給
結婚おめでとう手当 入籍した社員に手渡しで支給
出産おめでとう手当 自身もしくは配偶者が出産した社員に手渡しで支給
家族手当
子供1人につき手当を支給
住宅手当 世帯主である社員に支給
暖房手当 北海道在住の者に、11~4月の半年間支給
管理資格手当 院のレセプト担当者に、月の売上に応じて支給
副院長手当 補佐役として毎月支給
トリガー匠手当 トリガー指圧の匠に認定されると以降、毎月支給

 

採用人事兼マネージャー 倉坂 航太さん

MVP・新人賞、チーム賞などの表彰制度も!

 

教えて先輩 Part 2

あおばで感じた「働きやすさ」について先輩たちの声をお届けします!

 

院長 湘南マザーズビューティ鍼灸整体院 長岡 詩織さん

女性も活躍できる、働きやすい環境です

 

 

 

ほかの接骨院やリラクゼーションサロンを経験したあと、あおばに来ました。もともと女性比率が高いことに興味を持っていたのですが、見学に行った店舗の院長が出産後にその役職に就いた方でした。女性でも、出産後でも、院長になれるのだと知り、その姿が自分の決断を後押ししてくれました。

 「接骨院は休みづらい」というイメージもあるかもしれませんが、その点も柔軟に対応してくれます。実は挙式予定があるのですが、その前後で大型の休みをとることができました。コミュニケーションを何より大切にするあおばなので、休みのことも含め、こちらの要望や意見を言いづらい雰囲気は一切ありません。

 

経塚あさひ整骨院はりきゅう院 金谷 凌汰さん

沖縄で充実した日々。里帰り手当にも感謝

 

 

大阪出身ですが、沖縄勤務を希望しました。事前に職場となる院の雰囲気やスタッフと話す機会もありましたので不安はありませんでした。院長はじめ先輩方はもちろん、人事部のサポートも心強いものでした。帰省時に補助が出る里帰り手当もありがたかったです。

 本部主催の勉強会以外に、沖縄エリアのスタッフだけで行う会も月に3~4回ほどあって、学び、交流の機会も充実しています。休日やリフレッシュ休暇を活用し、車でいろいろなところを回り、患者様と地元トークもできるようになってきました。もっと患者様を笑顔にできるよう、技術を磨き、人間的にも成長していきたいです。

業種・職種も拡大中です!!

グループの発展によって、人事部をはじめ、マーケティング、広報、ECサイト運営などの職種も増えています。

100年続く企業を目指して、「幸せ」や「健康」というテーマを軸に、さまざまなチャレンジをしています。

女性スタッフだけの女性のための「湘南マザーズビューティ鍼灸整体院」

沖縄エリアでは新たにストレッチ専門店「GT」を展開中

 

こんな会社で働きたい 働く人の幸せを追求する健康経営企業編 (企業研究ガイドブック) 』より転載。

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