
経営役員
チーフヒューマンリソースオフィサー(CHRO)
足立 朋子さん
アソシエイト(社員)の8割以上が海外に在籍するテルモ。グローバルに事業を展開する同社は、どのような思想で多様な人財の可能性を引き出しているのでしょうか。グローバル人財戦略について、CHROの足立さんに聞きました。
自分らしく成長し、世界と協働する
テルモのEVPが示す3つの価値
テルモでは、働く場としての魅力をアソシエイトや求職者に伝えていくことを大切にしています。3年ほど前、「テルモだからこそ得られる価値体験は何か」を言語化し、エンプロイー・バリュー・プロポジション(Employee Value Proposition:EVP)としてまとめました。
テルモは世界160カ国に展開しており、M&Aを通じてテルモグループに入ってきた事業会社も数多く存在します。国やバックグラウンドが違う中、ヒアリングやインタビューを通じて得られた回答には、共通点が見つかりました。「自分らしく成長できる」「いろいろな場面で、グローバルでコラボレーションができる」患者さんのニーズに応えるべくクリエイティビティを発揮して「イノベーションを生み出すことができる」の3点です。
この結果を踏まえ、テルモでは価値の増幅を目指し、さまざまな施策を設けています。自分らしい成長の機会としては、グローバルリーダーシップ育成を目的とした若手向けプログラム「Mirai-et」があります。選抜された2~7年目のアソシエイトが国内外から約100名集まり、実際のビジネス課題に取り組む研修です。コラボレーションの機会には、グループの垣根を越えアソシエイト同士の協働を活性化できる仕組み「Terumo One Connect」があります。アソシエイトがスキルや経験を登録すると、グループ横断でのキャリアのチャンスをAIがマッチングして提案してくれます。
私たちは、一人ひとりの成長が会社の成長を支える土台だと本気で考えています。医療課題に対する新たなソリューションを生み出す環境で、「医療の進化」と「患者さんのQOL向上」に貢献する未来を一緒に創れる方にお会いできることを、心から楽しみにお待ちしております。
テルモってこんな会社!
テルモは「医療を通じて社会に貢献する」という理念のもと、100年以上にわたり世界の医療現場を支えてきた、日本発のメディカルイノベーションカンパニーです。体温計の国産化から始まった歩みは、現在、心血管治療や血液・細胞技術などの先端領域へと広がっています。アソシエイト(社員)の8割以上が海外に在籍し、事業は160カ国以上に展開。国境や職種を越えた連携が日常的に行われています。
また、「一人ひとりの成長が会社の成長を支える」という考え方を大切にし、若手の育成にも力を入れています。選抜型の育成研修や社内公募制度など、自律的なキャリア形成を支える仕組みも整っており、自分らしく挑戦し、専門性を磨き続けられる環境があります。患者さんの「当たり前の日常」を守るという使命に共感し、世界を舞台に成長していきたい方に、魅力的なフィールドが広がっています。
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