NTTデータ先端技術株式会社|好きと得意を伸ばせる!自分らしいキャリアを選べる! いつでもいきいきできる新しい働き方

NTTデータ先端技術はNTTデータグループの一員として、1999年に創立された会社です。社名の通り、日進月歩のIT技術で常に先端をいくトップランナーとして知られています。テクノロジーを熟知した社員の技術は評価も高く、プロフェッショナルな集団として金融・公共系の顧客をはじめ、さまざまな企業で情報システムの構築・運用、セキュリティの提供、DX導入の支援など幅広い貢献を果たしています。

健康経営には、厚生労働省が奨励を始めた2016年より早くから取り組み、経済産業省と日本健康会議が選定する健康経営優良法人の「ホワイト500」にも認定されています。また、テレワーク推進の取り組みも評価され、「テレワーク先駆者百選」にも選ばれるなど、働き方の変遷、ニューノーマルへの対応でも先端をいくパイオニアです。そんな会社を訪ねると、「働きがい」を高めるさまざまな秘訣がありました。

健康経営の軸はコレ!「健康管理」「就労環境」「人事制度」3つの施策で社員のやりがいとやる気を高める

会社としてまず考えたのは社員と家族の健康第一

前述の通り、いち早く健康経営に取り組んできたNTTデータ先端技術。その旗振り役を担ってきた、人事総務部ウェルビーイング経営推進担当のみなさんは「健康でないと十分に仕事もできない」という思いから取り組みを始めたと話します。

健康に関する施策で核となるのは、NTTデータグループで保有する社員の安否確認用デジタルツール。コロナ禍を経て週に1回、保健師や産業医とも連携のうえ、社員や家族の健康をメールで確認できる仕組みを構築し、心身の不調について、予防も含めた心配りでケアしています。

テレワークをするための環境整備も手厚くサポート

コロナ禍が従来の仕事の形を変えたのは周知の通り。出社せず自宅からリモートで働く機会が増える一方、備品をはじめ就労環境は個々人で整えることが多いのも実情です。

そんな中、NTTデータ先端技術は「社員が自宅で働きやすい環境を整えるための施策」として、机や椅子といった什器からPC周辺機器、果ては観葉植物に至るまで、さまざまな商品を自分で選んでレンタルできる仕組みを整えました。新卒の新社会人には特にうれしいこの制度、社内での評判も上々です。

専門性や技術力も重視する人事制度で働きがいを

「働き方が変わる中、社員にとって大事なことは何かと考えたとき、働きがいという言葉が出てきました。社員が健康で仕事でも成長でき、働きがいのある会社になるために、新しい人事給与制度も進めています」

ITの専門知識や高度な技術を有する社員は会社の宝。下記では社員が働きやすさとやりがいを感じられる人事給与制度を紹介します。

NTTデータ先端技術でいきいきと働けるヒケツ

人事部長に聞く!キャリアにも多様性を!

一番輝ける場所が見つかる多様なキャリア選択

「以前は、役職に就くなどマネジメント力の発揮度合いに応じて処遇を変える人事給与制度をとっていました。ところが当社は、技術で社会に貢献する会社なんです。したがって専門性や技術力を持っている人がたくさんいます。そこでその技術力や専門性も評価する人事制度に変えました」

そう話すのは、人事総務部人事総務担当部長の鈴木聡さん。従来の評価軸であるマネジメント力を縦軸(M軸=Management Band)に残し、新たに技術力・専門性の発揮度合いを横軸(S軸=Specialty Band)として加えた評価基準をつくったことで、一人ひとりの希望に合ったキャリアの描き方ができるようになったと言います。

MとS、いずれかの軸を伸ばしても、あるいは両方伸ばしても昇給につながるこの仕組み。社員からは「安心してS軸を伸ばせる」という声も聞かれるそう。「組織やプロジェクトをマネジメントする必要性から、M軸は大切な要素です。一方、S軸は若手社員から出てきた案でもあり、社員の要望が反映できています。さらによい制度にしていきたいと思います」

「好き」「得意」を伸ばせる学びの機会がいっぱい

1,000人超の社員を擁するNTTデータ先端技術。技術系、営業、総務などさまざまな職種がある中、各々の専門分野で専門家委員会を立ち上げて、勉強会を行うなど能力の向上に努めています。

「技術系の勉強会では、技術者交流を行うなどしています。たとえばマイクロソフトのAzureとアマゾンのAWSといったクラウドサービスの違いについて、専門家から話を聞いたり、アドバイスをいただいたりもしています。刺激にもなりますし、昇格者が増えるなど成果も実感しています」

教えて先輩!NTTデータ先端技術の働きがいはどんな感じ?

IT技術の最先端でバリバリ働く先輩に、具体的な仕事の内容、やりがいのほか、会社の働きやすい点についても聞きました。

Q.普段はどんな仕事をしていますか?

お客様の企業が新しいITのシステムをつくりたいというときに、たとえばアマゾンのAWSなどクラウドサービスを使ったシステムの開発や構築を一緒になって考えたりしています。今の現場ではお客様先にテレワークで常駐という形を取っていて、他社の50〜60人とチームを組んで働いています。

Q.今までどんなキャリアを歩んできましたか?

中途で入社して7年目です。その前も同じ業界で仕事をしていました。前職ではITインフラの中でもネットワーク寄りの仕事をしていて、途中からクラウド技術を中心にやってきました。クラウドは便利であるがゆえに見えない部分もあるので、上司とも相談してもう少し根幹的な技術を勉強し、今またクラウドに戻ってきたところです。

Q.これからどんなキャリアを歩んでいきたいですか?

会社が技術面も評価しようという人事給与制度になっているので、引き続き技術的な部分は伸ばしていきたいです。マネジメントの面で言うと、今は現場のチームで10人ぐらいを見ているので、その人数を増やしたり、携わる現場を増やしたりして、多くの人数を率いて仕事ができるよう自分を高めていきたいと思っています。

Q.仕事で一番やりがいを感じたエピソードはありますか?

お客様からの難しいご要望に対して、先方が考えてもいなかったような技術と方法でそれを達成し、感謝していただけた瞬間ですね。具体的にはスケジュール的に厳しい仕事も、従来のやり方とは異なる方法で自動化を提案してスケジュール内に収めたことなどです。当社は技術力を売りにしていますので、そういう部分でやりがいを感じることが多くなっています。

Q.どのような施策・制度に働きやすさを感じていますか?

今は基本的にテレワークで、完全にフレックスになったのでワークライフバランスが取りやすく、とても働きやすいです。業務もクラウドサービスを中心に扱っているため、基本的にテレワークで完結できています。制度面では技術力が評価されるようになったので、やりがいを感じます。技術的なところを伸ばせば評価されるので、モチベーションアップにもつながります。

 

コラボレーションスペース に潜入しました!

コロナ禍を逆手に取った新しいワーキングプレイス

春には隅田川の桜が窓一面に広がるコラボレーションスペース。設計を担当した人事総務部の吉永和彦さんは、この空間に持たせたテーマのひとつを「組織横断」と話します。

「当社のビルは各階で組織が分かれているため、別の階の人たちとの交流が少なかったんです。そこで社内交流の空間としてつくりました」

構想自体は2018年からあったものの、当時は執務室も1人1席の固定式で空間的余裕がありませんでした。

それがコロナ禍を経て座席がフリーアドレスになり、空間の創出が叶ったというのが事の成り行きです。このスペースの使い方は自由自在で、ランチを楽しむグループがいれば、仕事をする人、果てはマッサージチェアでまどろむ人もいて、過ごし方は人それぞれです。

「ゾーニングはゆるやかで、スペースによって照明の雰囲気を変えています。同じ資料をつくるにしても、場所が変われば気分転換できますし、通りがかった人との会話で着想が得られることも。コラボレーションスペースと銘打ったのは、そんな狙いもあるんです」

レイアウトも変幻自在社員が集う理想の空間

新卒2年目の小林元気さんのお気に入りスペースは「靴を脱いで上がる小上がり部分」。同期の小栗美優さんは「コーヒーやホットチョコレートを片手に、同僚と過ごす」ことが多いそう。カフェの中央部分はすべての家具がキャンプギアとなっていて、イベントを行う際は平場に早変わり。オフィスコンビニのメニューは管理栄養士監修の品々で、健康サポートも万全です。

 

全社の約8割がリモート不安なく働けるのはなぜ?

リモートでの勤務が日常となった今、その就業環境はどのように整えたのか。人事総務部の吉永和彦さんにリモート環境の現在を聞きました。

選べるレンタルでリモートに物理的なサポートを

「まず考えたのは、リモート環境で求めるものは何かということです。そこで集中して効率よい作業を実現させる施策に取り組みました」

かくして誕生したのが、自宅で仕事をする際に足りないものをレンタルの形で支援するアイデアです。外部のリモートワーク環境整備プラットフォーム「リモートHQ」を導入し、机や椅子、PC周辺機器から観葉植物まで、約1万点のアイテムから自分で選んで借りられるそう。

「借りられる数に上限はありますが、社員は無料で利用できます。リモートHQには専門相談員もいますので、環境に合わせた助言も受けられます」

「そのほかの施策としてはサテライトオフィスを開設、民間シェアオフィスのサービス利用も開始しました」

サテライトオフィスは、月島本社を中心に4カ所開設。場所は社員が多く利用する沿線で、あえて下り電車で行けるところにしたと言います。

「コロナ禍でもあり、都心へ向かうより下り電車で行ける場所を探した結果、船橋、横浜、立川、大宮にサテライトオフィスを置きました。シェアオフィスは全国展開のサービスと提携し、社員はそのどこでも利用可能です。自宅で集中できないときや、少し環境を変えたいとき、会社とは異なる環境を用意して、サポートしています」

気分を変えて働くときにはサテライト&シェアオフィス

働きやすさ×やりがい その根本は健康にあり!

健康経営に欠かせないのは、社員の健康管理と手厚いケア。その施策について、ウェルビーイング経営推進担当の川崎誓子さんにうかがいました。

社員が健康であるために会社が行う細やかなサポート

NTTデータ先端技術では、社員の健康課題をより細やかに把握するため、法定の健康診断項目を上回る内容で健康管理を図っています。その取り組みの成果もあり、定期健康診断の受診率は100%達成を維持しているそう。川崎さんは手厚いケアの内容を次のように話します。

「まず30歳、35歳、そして40歳以上の社員に人間ドックとがん検診を提供しています。30歳以上の女性社員には婦人科系の検査も提供します。それ以外では、腫瘍マーカーなどオプションで1万円以内の検査が誰でも無償で受けられる仕組みです」

人間ドックの内容も独自に項目を加え、たとえば50代以上の男性なら前立腺がんの検査が無償で受けられます。

「要精密検査となった場合も、費用は会社が全額負担。精密検査は放置されることがないように保健師さんの指導があり、検査は勤務時間中に勤務扱いで受けていただけます」

そのほか、メタボリックシンドロームなど生活習慣病の軽減に向け、スマートウォッチを全社員に貸与、社内には健康増進器具を置くなど、健康への心配りがうかがえます。

「健康にまつわるイベントも産業医の講話をはじめ、ヨガや肩こり防止のセミナーを行うなどしています。ユニークなのは、毎年年末頃に行うウォーキング大会です。全社員のスマートフォンに万歩計の機能が付いたアプリを入れているので、それを使って1カ月の歩数をランキングするのですが、実際に集まらなくても、上位5名や飛び賞の方には賞品も出て盛り上がります」

健康的な就労に欠かせないワークライフバランスへの取り組みも抜かりなく、年休の取り方も柔軟になっています。

「当社は10月に年休が付与されますが、9月末までに消滅してしまう年休がどれだけあるかは管理職に通知されます。したがって、管理職から部下に休暇を取るよう指示が届くんです。年休は時間単位でも取ることができます」

オフィスコンビニには健康志向の品々が並ぶ。

毎年暮れに盛り上がる健康関連イベントとは新卒の就活生も注目?

「健康にまつわるイベントも産業医の講話をはじめ、ヨガや肩こり防止のセミナーを行うなどしています。ユニークなのは、毎年年末頃に行うウォーキング大会です。全社員のスマートフォンに万歩計の機能が付いたアプリを入れているので、それを使って1カ月の歩数をランキングするのですが、実際に集まらなくても、上位5名や飛び賞の方には賞品も出て盛り上がります」

新卒の就活生も注目?気になる年休の取得状況

康的な就労に欠かせないワークライフバランスへの取り組みも抜かりなく、年休の取り方も柔軟になっています。

「当社は10月に年休が付与されますが、9月末までに消滅してしまう年休がどれだけあるかは管理職に通知されます。したがって、管理職から部下に休暇を取るよう指示が届くんです。年休は時間単位でも取ることができます」

 

いきいきと働ける理由を若手社員に聞きました!

NTTデータ先端技術はどんな会社で、どんな点が働きやすいか。実際に働く人たちの生の声を聞きました。

私の所属する部署には、長く働いている女性を中心とした「セキュリティ女子部」という気軽な集まりがあります。ここで男性が多いIT業界でどうキャリアを築いてきたか、また出産など女性ならではのイベントがあったとき、どう仕事と両立させたかなどの体験談を聞いています。

新卒2年目の私にとって、女性の先輩たちの声はとても励みになっています。

私は経験者採用なのですが、前の会社と比較して年休を取りやすいと感じています。有休、年休の消化率が社内で目標化されていて、会社としての配慮があるんです。

また、コロナ禍を経て完全なフレックスになったので、非常に働きやすいです。家で仕事をしているときに、家族が急に体調を崩しても、有休を使わずに病院へ連れて行ったりできますし、柔軟に仕事ができる環境です。

私は新卒採用を担当していますので、その観点からお話しを。新卒の新入社員には3カ月間の研修があり、オンラインと出社のどちらかを選べます。当社の研修は技術的なことも多いので、そんなときは出社にすると質問もすぐにできるでしょう。

配属後2年間はOJT期間です。多くの企業と違って、当社では1人に2人のトレーナーがつき、手厚くケアしますので安心して入社できる職場だと思います。

私は今3歳の息子がいますが、時短制度があることで子育て中でも非常に働きやすいと感じます。当社の時短制度は期間が長く、子供が小学校を卒業するまで取れるんです。この間の就労時間は最短で4時間、最長で7時間となっていて、30分刻みで変えられるのも魅力です。それを月ごとに変えられるので、自分と子供と家庭のバランスを調整できます。当社は男性の育休取得率も高いです。

テレワークと出社を選択できるのが働きやすいポイントです。社内サークルも充実していて、私は旅行サークルに入っています。サークルは他部署の人と話す機会が持てるので、仕事で連携することになっても、知っている人がいてやりやすくなる利点もあります。

CHOメッセージ:NTTデータ先端技術が目指すウェルビーイング経営

従来の健康経営から、一歩進んだウェルビーイング経営へ。社員の幸せを重視する新しい取り組みを、CHOの赤羽美和子さんにうかがいました。

社員一人ひとりの「働きがい」を育む施策

当社は健康経営にいち早く取り組み、社員が健康で安心安全に働ける環境づくりを進めてきました。現在は健康経営の枠を超え、心身共に健康で「幸せ」という気持ちを持ちながら働けることを、当社なりの「ウェルビーイング経営」と名付けて推進しています。

社員一人ひとりが健康であることが会社の財産で、それが会社の発展につながるという方針のもと、社員の健康保持・増進、メンタルヘルス対策、福利厚生の施策を充実させて健康経営を進めてきました。そしてこの数年、新型コロナウイルス感染症により働き方が大きく変わり、新しい働き方を模索する中、これまでの「心身共に健康で働く」というところからもう一歩踏み出して、「社員の幸せ」とは何かを考えるようになりました。

そこで出てきたのが「働きがい」という言葉です。こうした経緯で、健康経営をベースにしながら一歩先の「幸せに働く」を加えたウェルビーイング経営を推進するようになりました。この考えのもと、社員がいきいきと働けるための取り組みを継続し、その結果として持続可能な社会に貢献することを目指しています。

ウェルビーイング経営の背景にあるもの

社会への貢献という言葉の背景には、「技術が社会に果たす役割は大きい」という考えがあります。IT技術により、生活はより便利に楽しくなりました。加えて、気候変動への対処、情報格差の解消、就労機会の増加など、さまざまな社会課題の解決に果たす役割も大きいと言われています。

そうした中で、当社で働く一人ひとりが仕事を通じて技術を磨き、「会社は自身の成長を実感できる場所」と捉え、働きがいを感じてほしい。社員がいきいきとしていれば、モチベーションも仕事の質もおのずと上がってきますよね。その結果、お客様や社会から信頼されれば当社の事業も成長し、持続可能な社会への貢献が叶います。それが私たちの誇りにつながり、好循環を生み出すというわけです。そのような観点のもと、ウェルビーイング経営を推進したいと思っています。

 

こんな会社で働きたい ウェルビーイングな働き方を実現する健康経営企業編』より転載。

 

 

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