2026.07.17

株式会社レオパレス21 社員が主役。一人ひとりが未来を描き、カメレオンのように変化し続ける組織へ

代表取締役社長
宮尾 文也さん

社員自らが掲げた「社員が主役」という言葉。この指針のもと、一人ひとりの「自分ごと化」をいかに組織の力に変えていくのか。人的資本経営やDE&Iへの想いについて、宮尾社長に話を伺いました。

当社が厳しい業績に直面していた時期、社員たちが「自分たちと会社の未来をどう考えるか」を経営陣に提案する機会がありました。その際に掲げられた言葉の一つが「社員が主役」です。「働かされている」のではなく、自分たちの手で未来を切り拓いていく――。そんな強い想いが込められていました。社員自らが語ったこの言葉こそ、いまの当社で最も大切にすべき指針です。

「人的資本経営」の捉え方はさまざまですが、起点は常に多様な一人ひとりにあります。今年は「健康経営銘柄」に選定されましたが、それも一つの通過点に過ぎません。会社の役割は、社員がより活躍できる環境を提供することです。それによって、一人ひとりが仕事を「自分事」として捉えるようになり、その熱量が業績の向上や社会への価値提供につながっていきます。

社員が仕事を自分ごと化するためには、一人ひとりが異なる存在であることを前提としたDE&Iの視点が不可欠です。違いを認め合う組織や環境をつくることが、結果として強い経営、そして業績の向上に直結すると考えています。

当社の主業である賃貸ビジネスは、江戸時代から続く「オールドビジネス」の一つです。一方で私たちは、スマートロックの導入など、従来にないかたちで世の中に価値を提供してきました。これまでは欠けているものを補う対応が中心でしたが、それだけでは成長できません。これからは、お客様自身も気づいていない潜在的な欲求を掘り起こしていくことが重要です。社員の自由な発想が、こうした新たな価値創造につながることを期待しています。

当社はまだ若い会社です。制度や仕組みに縛られて固定化するのではなく、環境に応じて色を変える「カメレオン」のように変化し続けたいと考えています。社員には、自分の成長のために会社をどう活用するかという視点を持ち、高い目標に挑戦してほしい。

全員が主役となり、変化を楽しみながら、共に新しい未来をつくっていきます。


レオパレス21ではいま「社員が主役」の実現に向けて、DE&Iを経営の重要テーマとして推進しています。年齢や性別、国籍、キャリア、ライフスタイルなど、一人ひとりの違いを尊重し、多様な個性や価値観を活かすことが、新たな価値創造につながる――。そうした考えのもと、人事制度や働き方、組織風土の改革を進めてきました。

実際に、異色のキャリアを持つ人材の抜擢、育児とマネジメントを両立する社員の活躍、若手社員の挑戦を後押しする制度など、多様な人材がそれぞれの強みを発揮できる環境づくりが進んでいます。“違いを受け入れる”だけでなく、“違いを活かす”組織へ――。

本特集では、社員たちのリアルな声やキャリアの歩みを通じて、変わり続けるレオパレス21の“いま”を紹介します。


『こんな会社で働きたい こんな会社で働きたい DEI編2』
クロスメディアHR総合研究所著/クロスメディア・パブリッシング刊

「違い」を活かす場所が、ここにある。

「正解の型」に自分を当てはめようとして、息苦しさを感じていませんか?
自分を偽らず、ありのままの「個」で社会と心地よく響きあう未来へ。

フラットな関係性、自ら挑戦を選べる仕組み、違いを新しい価値に変えていく組織風土――。
本書は、巻頭特集3者と先進企業7社を通して
ありのままの個性を活かし、多様な仲間と響きあいながら成長していく働き方の最前線を徹底解剖します。

枠にとらわれない新しい働き方を見つけるための、キャリアデザイン・ガイドブック。

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