
代表取締役会長
芳賀 敏さん
インクルーシブな環境で多様な価値観が交わる時、イノベーションが生まれる。地域の個性と多様な人財を受け入れながら成長してきたJ:COMの歩みと、その根底にあるDE&Iについて、芳賀会長に伺いました。
DE&Iは、J:COMの原点
J:COMは、地域のケーブルテレビ事業者との統合やM&Aを重ねながら成長してきました。その歩みは、異なる歴史や文化、価値観を尊重しながら、さまざまなバックグラウンドを持つ社員を仲間に迎え入れてきた歴史でもあります。違いを受け入れ、掛け合わせてきたからこそ、いまのJ:COMがあります。J:COMはDE&Iを掲げる前から、DE&Iを大切にしながら成長してきた会社なのです。
同質的な組織は、安定感がある一方で、発想が内向きになりやすいもの。対して、異なる経験や価値観が交わる組織は、時に摩擦も生みます。しかし、その摩擦こそが新しい価値創出のエネルギーになります。
J:COMが変化しながら成長できたのは、多様な地域、多様な事業、多様な人財を受け入れ、それぞれの強みを活かしてきたからです。DE&Iは理念ではなく、J:COMの競争力そのもの。だからこそ、さらなる磨き込みが必要だと考えています。
AI時代に問われる、人間力と組織のしなやかさ
これからはAIエージェントの活用が広がり、これまで人が判断してきた領域までAIが担うようになります。一方で、AIエージェントに「丸投げ」してしまえば、「商い」の独自性がなくなり、当社の優位性や差別化も失われてしまいます。また、ノウハウも組織に蓄積されません。
AIがどれだけ進化しても、人の判断を介在させ、責任感を持つことが大切です。だからこそ、これまで以上に「本質的価値を見抜く力」「構想力」、そして「しなやかな人間力」が問われるでしょう。
変化の激しい時代に成長し続けるためには、しなやかさが欠かせません。J:COMでは、そうした時代を見据え、組織長を対象にリベラルアーツ研修を実施しています。人もまた、学び続け、進化し続ける存在でなければなりません。それが、AIと共に価値を生み出す未来において、より重要になる“次世代DE&I”の鍵だと考えています。
J:COMが大切にしてきた考え方は、外部からも評価され、2025年度には「D&I AWARD」で「ベストワークプレイス」、さらに「PRIDE指標」でも「ゴールド認定」と、いずれも最高位の評価を受けました。しかし、ここがゴールではありません。これからも、多様性を力に変えながら、J:COM流のDE&Iを進化させていきます。
JCOM株式会社ってこんな会社!
J:COMは、ブランドメッセージ「あたらしいを、あたりまえに」を掲げ、ケーブルテレビを起点に、映像・通信を中心とした多様なサービスを展開。地域に根ざし、人々の暮らしを支えてきた企業です。
人と地域をつなぐ存在——。単なるサービス提供にとどまらず、地域社会に新たな価値を生み出し続けています。その基盤にあるのが、多様な人財が力を発揮できる環境です。ライフステージに応じた柔軟な働き方、組織や立場を超えて支え合う風土が、一人ひとりの挑戦を後押ししています。社員の多様な視点と経験が、新たな価値創出へ。そして、それが地域社会への価値提供へとつながっています。本企画では、DE&Iをテーマに、J:COMで働く人々の挑戦と成長、そしてその土台にある「つながり」の力に迫ります。
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自分を偽らず、ありのままの「個」で社会と心地よく響きあう未来へ。
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