
代表取締役社長 COO
上村 和久さん
「キーパーツで世界を動かす」という新理念のもと、さらに挑戦を当たり前にする組織へ。ニッパツが求める人材像について上村社長に伺いました。
自分の仕事が、世界を動かす
日本「発条」という社名の通り、私たちのビジネスは、発条=ばねの製造から始まりました。自動車の車体を支える懸架(けんか)ばねでビジネスを拡大し、いまでは情報通信や産業機器などにも事業領域を広げています。
2026年4月に、従来のものから一歩進めた新たなグループ企業理念を制定しました。新たな理念は、「キーパーツで 世界を動かす」。ここには2つの意味を込めています。
ひとつは、世の中になくてはならない「キーパーツ(Key Parts)」の製造で、世界に貢献するということ。もうひとつは、従業員一人ひとりが、「キー(Key)」となって世界を動かす挑戦をするということ。自分が最前線に立ってまず動く。そうした前向きな姿勢で、「自分の仕事が世界を動かす」という自信と誇りを持ってほしいと思っています。
出る杭を伸ばす
私たちが大切にしているのは、「出る杭を伸ばす」というカルチャーです。“出る杭”は、挑戦しようとする意志の表れです。ニッパツでは、それを打つことはしません。従業員には、やりたいことに遠慮なく挑戦してほしい。チャレンジ精神を引き出し、会社として応援したい。昔から続くニッパツの伝統です。
これを私の前に社長を務めていた茅本(現会長)が2017年頃から「出る杭を伸ばす」と言葉にし始めました。出る杭を“打たない”に留まらず、「もっとやれ」と応援する意味を込めて、出る杭を“伸ばす”と表現しています。
40年以上前に私が入社した頃、ニッパツは現在の4分の1程度の規模でした。工場に配属されると、さっそく「やってみろ」と大きな仕事を任されました。若手にどんどん挑戦させるカルチャーは、私の入社当時からいまに至るまで、経営から現場の最前線にまで根づいています。
従業員には、仕事でも仕事以外でも、多方面に関心を向けてさまざまなことに挑戦してほしい。会社は、その一人ひとりの挑戦を常に後押ししていきます。こうした風土をさらに広げ、従業員のモチベーションと会社の姿勢が合致した、挑戦が当たり前となる組織にしていきたいと考えています。
型破りな人とそれを受け止める人
ニッパツは自動車部品からビジネス領域を広げ、いまや電動車関連や、世界的に大きな需要のある半導体関連の領域でも重要なプレイヤーになりました。そこからさらに成長するには、「型破りな人が、社内にどれだけいるか」が、ひとつのカギになると考えています。
新たな事業が成功するか否かは「千三つ」。1000個始めても、成功するのは3つ程度で、極めて低い確率です。決められた仕事をするだけでは、新しいビジネスの種は到底見つかりません。だからこそ、新たな挑戦を続ける型破りな人が必要なのです。
しかし、全員が“最初のひとり”である必要はありません。新たな事業は、数人のプロジェクトから始まり、徐々に人が増えてやっと「事業」になります。最初のひとりと同じくらい、その挑戦を後押しする人の存在も重要です。自由な発想で挑戦する人を受け止める会社であることが、私たちの考えるインクルージョンです。
人を大切にし、挑戦を後押しする。この姿勢はこれからも変わりません。ニッパツは、世界に通用する技術と、多様な領域に広がるフィールドを持っています。自ら一歩踏み出し、「自分の仕事で世界を動かしたい」と思う方に、ぜひこの環境でその挑戦をかたちにしてほしいと考えています。
世界のニッパツ
「ばね」から広がるものづくり
●世界のクルマの5台に1台に、ニッパツのばね
●国内のクルマの5台に1台に、ニッパツのシート
●世界の約半分のハードディスクドライブに、ニッパツのばね
●世界トップシェアの、パワーデバイス用金属基板





「ばね」から始まったニッパツは、金属加工技術を強みとし、その技術を核に、事業の幅を広げてきました。
特定の系列に属さない独立系メーカーだからこそ、挑戦の起点は従業員にあります。
自由な挑戦の積み重ねが、業容を広げ、業界を越え、多様なお客さまとつながる現在のニッパツを形づくってきました。
複数の業界に展開していることは、経営の強みでもあります。
ある事業が厳しい市場環境にあっても、別の事業が業績を牽引する。
挑戦の中で培われた構造的な強さが、創業以来赤字なしという安定を支えています。
挑戦が安定を生み、安定が次の挑戦を生む。
この循環がニッパツを動かしています。

ニッパツってこんな会社!
1939年、自動車サスペンション用ばねの製造からスタートしたニッパツ。現在は世界 52社・約2万人のグループとなり、自動車のほか、鉄道、船舶、データセンター、 半導体、プラントなど、幅広い領域で世の中に「なくてはならないキーパーツ」を提供しています。
こうした事業の広がりを支えているのが、多様な人材の力です。研究開発、生産技術、 品質保証など、それぞれの専門性を持つ人材が部門や立場を超えて協働し、新たな価値を生み出しています。ニッパツでは、「出る杭を伸ばす」という言葉のもと、一人ひとりの挑戦を後押しする文化を大切にしています。多様な個性や価値観を尊重しながら、従業員一人ひとりが世界を前に進める存在となること。それが、ニッパツの考えるDE&Iです。
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