2026.02.27

挑戦と共創で未来を拓く 社員と共にビジョンをつくり、圧倒的なまでに人への投資を重視する。

執行役員 CHRO
山﨑 亙さん

「SIerである私たちのビジネスは“人”が商品そのもの。だからこそ、投資対象は『人』が最優先です。2024~2026年度の3カ年で、25億円を人材関連施策に投じる計画を立てています」――そう語るのは、執行役員 CHROの山﨑さん。価値創造型人材の育成を軸に、人材戦略や制度の整備、そして社員一人ひとりが最大限のパフォーマンスを発揮できる環境づくりについて、取材を行いました。

※『こんな会社で働きたい 若手が活躍する働きがいカンパニー編』(クロスメディアHR総合研究所著)から一部を抜粋し、掲載。

私たちJBCCグループは、「創り出そう、躍動する社会を。挑戦しよう、技術とともに。」というビジョンを掲げています。このビジョンは、経営陣が一方的に決めたものではなく現場の有志社員たちが議論を重ねて導き出した言葉です。それだけに、社員一人ひとりが心から共感できる想いが詰まっています。

このビジョンと人材戦略は、密接に結びついています。ビジョンに紐づく経営戦略や事業戦略を成功させるには、そこで働く人がどう動くかが鍵を握ります。そのために必要なのが、戦略に呼応する「人の動き」をデザインすること。これこそが人材戦略の役割です。

私たちが描く人材戦略のビッグピクチャー(全体像)、その中心にあるのは「求める人材像」を明確にすることです。求める人材を(1)採用し、(2)育成し、(3)パフォーマンスが発揮できるよう適材適所に配置して、(4)エンゲージメント(会社と社員との関係性)を高めていく。この4つの人材戦略サイクルをぐるぐると循環させることで、経営戦略や事業の成長が推進されていく仕組みです。

採用活動で重視しているのは、求める人材像に共感してくれる人との出会いです。数合わせではなく、学生一人ひとりの個性や価値観と向き合ったうえで、JBCCグループのビジョンや理念を伝えるためにさまざまな工夫を凝らしています。その象徴的な取り組みが、若手社員が採用活動に参加する「リクルーター制度」。学生は人事やマネージャーではなく、年齢の近い先輩社員からリアルな声を聞くことができます。入社後のギャップを防ぎ、より具体的なキャリアを描けるようになるため、学生からの評判も非常に高いです。

入社後は、6カ月間にわたる手厚い導入研修で、社会人としての基礎から、ITの基礎スキル、職種別の専門スキルまで幅広く学びます。新入社員一人ひとりに先輩社員がつく「ブラザーシスター制度」も導入。「3年で型をつくる」という考え方がありますが、入社直後の社員が、これから歩む社会人としての「型」を身につける重要な期間と考え、教育プログラムやサポート体制を充実させています。

併せて、社員が働きやすく、かつ最大限のパフォーマンスを発揮できる環境づくりにも力を入れています。その1つが、社員が仕事の内容に応じて自由に働く場所や時間を選択できる「Style J(スタイル ジェイ)」です。コアタイムのないフルフレックス制度や時間単位の休暇取得制度、在宅勤務制度、さらには、充実した産休・育休・介護休業制度などの福利厚生を整備し、多様な働き方に対応しています。新入社員の3年退職率を含め、当社グループ全体の退職率は、IT業界の標準と比較しても非常に低く、社員の平均勤続年数が長いのも特長です。

私たちの求める人材とは「価値創造型」の人材です。その具体的な行動を「Think × Act × Team」と掲げました。自分で考え、自ら行動し、それを周囲に広げるという考え方です。単なる自立型人材ではなく、チームの中で学び合い、高め合える人であってほしい。成功体験を自分だけのものにせず、惜しみなく周囲に共有することで組織全体が成長できる。そんな文化を大切にしています。

この行動を支えるのは、未来のありたい姿からいま何をしなければいけないのか考える思考と、それを支える高いビジネス専門性、そして何より大切なのが「勇気」です。挑戦する勇気、変化を受け入れる勇気、ときには「今あるものを手放す勇気」も含まれます。私は、若者の特権とは「まだ何者でもないこと」だと思っています。失敗を恐れず振り切ってほしい。三振してもいい。思いっきりバットを振ってくれればいい。それを、先輩社員、上司、チーム、会社全体で、全力で支えていきます。

人材育成の根幹にあるのは、社員一人ひとりの「内発的動機」に働きかけることです。個人のやりたいことと、会社のビジョンを重ね合わせ、その2つが重なり合う「共有ビジョン」を明確にする。これにより、社員のモチベーションを高め、「自己実現」と「組織目標の達成」を両立させます。この「共有ビジョン」を見出すために重要なのが、上司と部下の対話です。社員が「自分が何者で、何をしたいのか」を自己認識できるよう、全マネージャーを対象にコーチングスキルを向上させる研修を、年間を通じて実施しています。これにより1on1面談の質を高め、共有ビジョンを明確にする対話の機会を増やしています。

当社グループは、2024~2026年度の3カ年で25億円を人材関連施策に投じる計画を立てています。SIerである私たちのビジネスは人が商品そのもの。だからこそ、投資対象は「人」が最優先です。女性向け採用イベント、社内公募制度の充実、上司と部下の対話力向上セミナーなど、多方面から施策を展開しています。海外を含めた旅行メニューから行き先を自由に選べる社員旅行制度や、オープンオフィスイベントなどのユニークな取り組みは、若手社員から特に人気があります。

多様性への取り組みも進めています。先に触れたフルフレックスや在宅勤務制度などを含む「Style J」は、誰もが自分らしく働ける環境づくりの一環です。多様な価値観をもつ人材が集い、チーム一丸となって挑戦し、成果を出せる組織。それこそがダイバーシティの本質だと私は考えています。

こうした社員の挑戦を支える文化は、若手だけでなく誰もが恩恵を受けられる仕組みでもあります。キャリア人材の積極採用も進めており、多様なバックグラウンドを持った人材が集うことで、新たな価値やイノベーションが生まれることを期待しています。変化の激しい時代だからこそ、“人”の力で未来を切り拓く。それが私たちJBCCグループです。

「変化を楽しみ、挑戦を続けられる人」と一緒に働きたい。社会や技術が変わり続ける中で、過去の延長線上に未来はありません。だからこそ、私たちは常に未来から逆算するバックキャスト思考で、考え抜き、挑戦を続ける。新しい道を切り拓く人たちと共に、次の時代を創っていきたいのです。

価値創造型人材 
新たな価値(イノベーション)を生み出す力を持つ人材

JBCCグループの人材戦略


変化の激しい時代だからこそ“人”の力で未来を切り拓く。 自由な挑戦が生まれる会社の全貌。

2024年4月に創立60周年を迎えたJBCCホールディングス。中核企業のJBCCを中心に8社で構成され、国内外に約50拠点を展開するITサービス企業グループです。クラウド、セキュリティ、超高速システム開発を強みに、企業の課題にスピード感を持って対応。“相談できるITパートナー”として、多くの信頼を集めています。

働く環境面では、フルリモート、フルフレックスの勤務体制や社内公募制度など、自律的にキャリアを築ける仕組みを整備。社員一人ひとりの「やりたい」に寄り添い、挑戦を後押しする風土が根づいています。「創り出そう、躍動する社会を。挑戦しよう、技術とともに。」をビジョンに掲げ、人と技術の力で未来を紡ぐ。いま、まさに、自らの可能性を試したい若手にとって、絶好のフィールドが広がっています。


『こんな会社で働きたい 若手が活躍する働きがいカンパニー編』
クロスメディアHR総合研究所著/クロスメディア・パブリッシング刊

「働きがい」を選ぶことは、「生き方」を選ぶこと

社会に出る不安と期待を抱える学生へ。
理想や条件だけではなく、リアルで選びたいあなたへ。
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若手が主役となる新時代のキャリアデザイン・ガイドブック。

先進的な取り組みをされている9社の企業を通して“働きがいのリアル”を立体的に可視化します。

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