デクセリアルズ株式会社 社員一人ひとりが自分の持てる力を精一杯発揮できる組織に 〜健康宣言を個人から発信。組織に健康の意識が浸透~

健康経営推進ワーキンググループメンバーの皆さん

デクセリアルズ株式会社(栃木県下野市 代表取締役社長 新家由久)は、企業ビジョンである「Value Matters 今までなかったものを。世界の価値になるものを。」のもと、スマートフォンをはじめとするエレクトロニクス機器や、自動車に欠かせない機能性材料の開発・製造・販売を手掛けているグローバル企業だ。

同社の設立は1962年。回路用銅箔製品および工業用接着剤の製造・販売を行う企業として、ソニー株式会社の全額出資により、当時はソニーケミカル株式会社という社名で設立された。そして2012年に社名変更し、今年11年目を迎える

社員の持続的な健康と成長をサポートし、ステークホルダーの信頼と期待に応える

同社の海外売上は全体の約70%に上るという。現在、企業価値として海外企業、あるいは投資家から期待されているのがサステナビリティへの貢献度であると同社人事本部人事労務部統括部長の大津さんは話す。

「サステナビリティやSDGsへの貢献は、企業として今後当たり前に実行していかなければならないことだ。そうでなければ持続的に社会に必要とされる企業にはなれない」ということから、その一環として同社は健康経営にも力を入れている。

Integrity 誠心誠意・真摯であれ」を経営理念として掲げ、すべてのステークホルダーの信頼と期待に応えると共に、社員一人ひとりが自分の持てる力を精一杯発揮できる企業であることを目指し、健康増進施策を実施する。

同社社員が持続的に成長するということが社会課題の解決に寄与していくことにつながる。その根本的なところが社員一人ひとりの健康であり、それが個人のパフォーマンスにつながっていくという。

2024年までに全国にある拠点の敷地内の全面禁煙を推進

同社は健康経営の一環として2024年までに全国にある拠点の敷地内の全面禁煙を進める。同社課題のひとつに禁煙率の向上があった。従来より禁煙活動を社内で進めていた、一昨年健康経営のワーキンググループが発足し、連携した取り組みがスタートした。

禁煙に関しての施策を現実的に進めていく方向性となり、ロードマップを作成、昨年1130日に社長から敷地内においての全面禁煙のメッセージを発信し、会社の取り組みとして進めている。

禁煙が難しいという社員には禁煙サポートを提案することや、その他リフレッシュスペース等も設け、禁煙に取り組みやすいサポートを行う。

さらに、コロナ禍において食事への考え方を根本的に見直すためのオンラインセミナーを開催し、また食堂を利用することによる社員の生活習慣改善についても力をいれている。すべての社員が心身ともに良好な状態で働くことが社内全体の活性化、ひいては生産性向上や仕事の充実感の高まりにつながると考えている。

一人ひとりの健康宣言

今年度は部署の健康宣言というものを各部のマネージャーが作成し、それを自身の部署の社員に落としていったそうだ。そして一人ひとりが部署の健康宣言をもとに、自分の健康宣言もしていく取り組みをした。

「健康宣言を個人に落とし込むことにより、企業組織に健康への意識が根付いている。また、そういったイベントにも積極的に参加するチャレンジすることを楽しむ社員が多い雰囲気なので、これからも参加者は増えていくのではないか」と同社の人事本部 黒川さんは笑顔で話す。

また、一昨年から社内イベントとして、ウォーキングイベントを開始。18,000歩以上2か月歩くと、自宅へ果物が送られてくるシステムだ。自宅へ送られてくるため、家族内のコミュニケーションにもつながるということで社内で話題となった。チーム賞の導入や各部内での積極的な呼びかけも相まって最初の参加者は200人台だったところ、どんどんその数は増加。直近の参加者数は約670名となった。同社単体の社員数は約1400であり、参加人数は約半数の参加となる。

同社は今、自分たちがどこへ向かうべきなのか、そして企業として何を実現していきたいのかを社員全員で議論しているという。社員一人ひとりが自分の道を拓き、そして可能性をもって進むことで、今後グローバル展開する事業をよりスピード感をもって推進していくことができるはずだ。

同社はソニーの子会社として出発し、企業として自らその道を拓いてきた。これからもその道を進む中で磨いてきた価値を、デジタルテクノロジーの進化やIoTに注ぎ、未来をよりよく楽しく、そして新しい社会に進めるため、その一歩一歩を力づよく進める。

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