ULSコンサルティング 「となりで、かなえていく。」
AI時代に求められるコンサルティング

プロフィール
代表取締役社長
横山 芳成

福岡県出身。龍谷大学理工学部卒業後、NEC情報システムズ(現NECソリューションイノベータ)に入社。2005年にウルシステムズ(現ULSコンサルティング)へ参画し、金融系システムのプロジェクトマネジメントから組織人事コンサルティングまで多様な課題解決に取り組む。ITグランドデザインやプログラムマネジメント、開発プロセス定義、デジタルガバナンスなど幅広い実績をもとに、DX関連サービスの構想策定〜具現化を支援。22年より現職。

AIソフトウェアエンジニアの活用で日本のIT投資に変革をもたらすULSコンサルティングが、コンサルティングの在り方を変える、再定義する。

※『徹底解剖! 総合コンサルティングファーム就職・転職ガイド』(クロスメディアHR総合研究所著)から一部を抜粋し、掲載。

顧客の課題を「自分ごと」に

ULSコンサルティングは、高い当事者意識と最先端のデジタル技術を駆使してビジネス課題の解決に取り組んでいます。ULSコンサルティングは2000年、「ウルシステムズ」という名前でITコンサルティングファームとして創業しました。以来、お客さまの課題に応じて最適なシステムをオーダーメイドで設計・開発し、新規事業やサービスの成長を支援してきました。四半世紀を経たいまも、技術とビジネスのどちらにも精通していることと、お客さまの課題解決のために最後までやり抜くことは、ULSコンサルティングの特徴として継続しています。

ULSコンサルティングは「テクノロジー本部」と「コンサルティング本部」の2つを柱とする組織体制をとっており、社員はそれぞれの組織に分かれて活動しています。

テクノロジー本部は、最先端の技術を活用しお客さまのビジネスやサービスに関して計画・設計・具現化までを一気通貫で担います。一方、コンサルティング本部は、発注者側PMOとしてプロジェクトに伴走する役割を担うことが多くあります。少人数でプロジェクトに入り、お客さまと一緒にプロジェクトにおける価値判断を行い、実際に開発を担うコンサルティング会社やシステム会社が円滑にシステム開発を推進できるよう支援します。

いずれの本部にも共通するのは、顧客の課題を「自分ごと」として捉え、困難があっても諦めずに最後までやり抜くこと。それが創業以来変わらない、ULSコンサルティングのスタイルです。

“技術の目利き”が強い

ULSコンサルティングの特徴は、1つのシステムに着目し、そこからボトムアップ的に全体のシステムへと支援を展開していく点にあります。「Aのシステムを変えるなら、それにつながるB・Cのシステムはどう変えるべきか」というように、お客さまのシステムのポートフォリオを踏まえた戦略的な提案をします。また、自分たちでシステムをつくってきた経験から“技術の目利き”が強い点も特徴です。どのようなシステムが、どれくらいのコストで実現できるのかを把握しているため、技術的に実行可能な計画を描くことができます。 ULSコンサルティングは、システムという「モノ」だけでなく、「ヒト」や「カネ」のリソースをどう統合して全体最適を図るかを考え、提案しています。こうした強みがあるからこそ、“参謀役”のPMOに指名していただく機会が多くあります。

AIエンジニア「Devin」

一般にAIを活用した事業展開には①AIエンジンの開発、②既存サービスへのAI組み込み、③AIツールによる業務効率化の3つがあります。当初はこのうち③に主眼を置き、システム領域におけるデジタルワーカー導入・活用を支援しています。

2025年5月、ULSコンサルティングは米Cognition AI社とパートナーシップを締結し、同社の自律型AIソフトウェアエンジニア「Devin」を日本国内のエンタープライズシステム(大規模な企業や組織の業務プロセスを支援するために設計されたシステム)の開発市場向けに展開しています。

Devinは、人間の開発者と同様に開発作業を行う「AIソフトウェアエンジニア」です。自然言語を理解し、開発の段取りを考え、必要な各種ツールを操作し、設計やコーディング、テスト、デプロイなどを自律的に実行します。既存システムの調査やドキュメントの作成も可能です。

すでに、ULSコンサルティングは銀行、保険などの金融系や電気、ガスなどの社会インフラ系など、スクラッチでシステム開発している企業から100件以上のお問い合わせをいただき、導入実績を重ねています。

Devinの価値は人で決まる

Devinは人間のようにすべて「自分で考えて、自分で行動してくれる」と考えられがちです。しかし、現段階では、人間が適切に命令しないと、要求に正しく応える動きを導けません。抽象的で大雑把な指示では、期待した結果とはやや異なるものになるでしょう。

システムに馴染みのない読者のみなさんにもわかりやすいように、カレーを例にして説明しましょう。Devinに「本格的なカレーをつくってください。材料はこれらを使ってください」と指示したとします。Devinは材料を集めて、鍋で煮込むことはできるでしょう。

しかし、人間の指示がなければ、スパイスを粉にせずそのまま鍋に入れてしまう。最初に油でスパイスの香りを引き出す工程を飛ばす、といった思わぬズレが生じます。このようなズレは、システム開発の現場でも起こります。自らシステムを開発した経験があり勘所がわかっている人間がいなければ、一見正しそうでも実際には使えないシステムができあがってしまいます。

エンジニアの質と役割が変わる

これまで、日本における数兆円規模の大規模システム開発は、いずれも人の手による作業に依存してきました。数百人規模の人がプロジェクトに携わるため、人数を集められる大手コンサルティング会社やSIerにのみ、仕事が発注されてきた歴史があります。しかし、エンタープライズ企業がDevinを活用すれば、外部に頼らずともシステム開発の内製化が実現できます。Devinは24時間365日働くため、適切な指示を出せる人間が少人数いれば、開発が可能なのです。

さらに、人を介す回数が減る分、ミスコミュニケーションが減り、より安く、より早く、より品質の高いシステム開発が可能になります。いままで開発を担っていた日本人コンサルタントやフィリピン、インドなどオフショアのエンジニアのほとんどは必要なくなる時代も見えてきています。

Devinは日本の大規模システム開発市場にパラダイムシフトをもたらす技術です。技術に立脚しているULSコンサルティングは、自律型AIソフトウェアエンジニア ならではの癖も理解したうえで、プロンプトの設計や指示体系の研究・実証を重ねています。AIソフトウェアエンジニアの使い方を熟知しており、先行優位性も含め大きなアドバンテージがあります。

ULSコンサルティングは、この自律型AIソフトウェアエンジニアと協業する新しいコンサルティングでエンタープライズシステム開発市場に勝負をかけ、日本のSIモデル変革に挑みます。

“コンサルティング”を掲げた理由

2025年10月、私たちは「ウルシステムズ」から「ULSコンサルティング」へと社名を変更しました。社名変更には「コンサルティングの意味を再設計する」という想いが背景にあります。

従来のコンサルティングは、顧客支援の意味合いが強く、「課題解決のためのデジタル活用」に軸足が置かれていました。しかしこれからは、AIを含めたテクノロジーを活用し、お客さまと共に未来の事業やサービスをどうつくるかが問われる時代です。

その変化を象徴する取り組みのひとつが三井物産様のプロジェクトです。森林が保有するCO2吸収量をカーボン・クレジットとして価値化する事業において、ULSコンサルティングは森林測量方法DXのアドバイザリーを担いました。脱炭素社会の実現、測量効率化という課題を踏まえ、最先端技術を活用したシステムの提案から実装まで一貫して支援しています。

このように、コンサルティングの役割は「共に事業をつくる」フェーズへと広がり、お客さまと共同出資をして新規事業を始めるケースも増えています。お客さまと共に社会課題に向き合い、プロフェッショナルとしてデジタル技術を通じた解決を導く――それが、私たちが考えるコンサルタントの未来です。

利益は追わず、価値を届ける

ULSコンサルティングは創業以来、高水準のサービスを提供し続けるため「フルコミット」を大切にしてきました。

近年、コンサルティングフィーは年々値上がりしています。そうした中で価格交渉になると「フルコミットでは予算を超えるので、7割稼働、7割チャージで」といった条件が提示されることがあります。

多くの会社はその条件を受け入れ、残った3割の稼働時間を別のプロジェクトに充てようとします。しかし、3割だけのニーズは少ないため、さらに2割を加えて別の案件にアサインします。その結果、1人のコンサルタントが1.2人分の業務を抱えるという構図が生まれます。

当然ながら、そのような働き方では、コンサルタント自身が疲弊してしまいます。私たちは、フルコミット、フルチャージを貫きます。その分、価格以上の価値を丁寧に届けます。それこそが、お客さまに対する誠実な価値提供だと考えているからです。

9割がリピート

「どうすれば、お客さまの課題を解決できるのか」を考える。創業当時から現在まで、ULSコンサルティングのDNAは不変です。

理系の大学院卒の社員が多く、「目の前に課題があると解きたくなる」まじめな気質の社員が集まっています。「まじめすぎて面白味に欠ける」とも言えるかもしれません。しかし、その分、強い当事者意識を持ち、プロジェクトを確実にリードする力があります。その結果、お客さまのリピート率は約9割。長期的な関係性の中で幅広いプロジェクトを推進しています。

社員の成長を支える育成環境

新卒採用では、採用数をあえて20~30名に絞り、少数精鋭の社員が一人ひとりを丁寧に育成できる環境を整えています。100名単位の大量採用では、育成側に負荷がかかることが多く、指導の質や伴走の密度にばらつきが出ることもあります。結果として、新入社員側も「相談できる人が限られる」「成長のフィードバックが得にくい」といった状況になりかねません。

採用人数をいたずらに増やさず、若手からベテランまで多様な社員が育成に関わる体制を取っています。新入社員は複数の視点から学びやフィードバックを得られ、安心して挑戦しながら成長できます。同時に、育成に関わる社員も無理なく関与できるため、育成の質を継続的に高められる環境を実現しています。

ポストコンサルまで共に描く

私たちはメンバーの自己実現を何よりも大切にしています。1on1などを通じて目標や挑戦を考えることに加え、エンジニアやコンサルティングの経験を積んだあと「次のキャリアでどこを目指すか」を一緒に考える機会を設けています。

コンサルタント業界では事業会社へ転職する人も多くいますが、そのような志向が生まれるのは自然なことです。その想いを会社の中でも実現できるよう、お客さまとの共同出資による新規事業創出にも取り組んでいます。

ポストコンサルの選択肢として、自ら事業に携わるチャンスを提供し、キャリアの選択肢を広げています。

お客さまの課題解決に尽力した経験を糧に新規事業やサービスをつくる醍醐味や、お客さまと一緒に事業を拡大する面白みを感じる場にしていきます。

チャレンジの場が自社にあれば、転職リスクを負うことなくキャリアを柔軟にピボットできるでしょう。

夢を具体的に聞かせてほしい

ULSコンサルティングに興味を持っていただいた方には、ぜひ「流通基盤を変えたい」「社会インフラを支えるシステムに携わりたい」「自分でこんなシステムをつくりたい」など、実現したいことを具体的に教えてほしいと思います。その言葉には、あなたにしかないオリジナルのストーリーや想いが込められており、それこそがULSコンサルティングにつながる原点となります。その想いに共鳴できれば、きっと共に汗を流す仲間になれるはずです。

コンサルタントという職種は、どの会社であっても、真の意味で一人前になるまでには8~10年程度かかると考えています。腰を据えてキャリアを育み、自分の夢をかたちにするために「ULSコンサルティングの環境を存分に活用する」という志を持つ方とお会いできることを楽しみにしています。


「徹底解剖! 総合コンサルティングファーム就職・転職ガイド」
クロスメディアHR総合研究所/クロスメディア・パブリッシング刊

ありそうでなかった「総合コンサル志望者」のための一冊
 
本書は、読者の方々が自分に合った企業を見つけ、適切なキャリア戦略を立てるために、実践的な情報を提供します。

たとえば、就職・転職者が知りたい、業界の全体像、今後の展望、キャリアパス、注目企業、働き方、選考の概要と具体的な対策などをじっくり解説。日本で数少ない成長産業として、就職・転職いずれも人気が高いこの業界について、徹底研究しました。

本文中では、就職・転職に関連した網羅的な情報に加え、業界を牽引する企業へのインタビュー取材を通して、業界・各企業の魅力や考え方、社会的意義などを深掘りします。また、多くの「就職・転職経験者の声や実例」から、つまずきやすいポイントをピックアップ。

ビジネスとテクノロジーの双方を深く理解し、企業と伴走する業界の現在と未来に迫ります。

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